親の顔も知らない子がディーヴァになるための物語。一話約1000~1500のライトな文字数となっています。
最終更新:2013-08-10 08:00:00
19432文字
会話率:41%
朝起きてから夜寝るまでのことすら覚えていられない幼なじみの少女。見舞いに来ない親の顔も、学友も、自分の名前すら忘れてしまったという。
そんな彼女が自分の名前を放り出してまでも、大切に忘れないように抱えている願いを叶えてやりたくて、俺は彼
女を連れ出した。彼女はそれを教えてはくれないけれど、たった一つだけお願いをされた。
『私の名前を呼んで』
だけど俺は、どうしても思い出せなくて……。
「なぁ。名前、思い出せねえよ」
「良いよ。まだまだ先は長いんだから!」
「どこまで行くんだ、なぁ?」
「言えないよ。でも、シュウと一緒に行きたいんだ」
「……なぁ」
俺は、思い出せるまでコイツのことを、『なぁ』と呼ぶことにしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-01 02:37:32
11687文字
会話率:41%
異世界に召喚されたので、せっかくだからと召喚士になった俺。どうやら、この異世界、俺を捨てた両親がいるらしい。ということで。俺、息子としては、ちょっとだけ、懲らしめてやろう、なんて思い、実行することにした。それがどういう結末を迎えるか、知らず
に……はあ。どうしてこうなった。俺、単に憂さ晴らししただけだっつーのに。アホみたいなテンプレだろ。マジかよ、って呻くよ俺。さすがに親馬鹿だったなんて、分からんかったよ、つーか俺、親の顔しらねぇよ……、なんだよ、俺、どうしてこんな平凡な顔で生まれたんだっつーの、不公平だろ、マジどうすんだ。ああ? もう、好きにしてちょうだい。疲れたよ、パトラッシュ。ええと、俺、そんなにお菓子好きじゃねぇんだ、悪いな。あと、絶対、パパとか呼ばないからな。ママ呼びもな。あん? 反抗期だって? ……俺、とんでもないことに巻き込まれてるみたいだ……、はあ。自業自得か。やってらんねぇよ……。いい年こいて何を言ってんだ……。つか、すぐ争うのやめろ、ほら、ね? え? 可愛くお願いしろって? うわあ……引くわあ……俺、家に帰りたいわ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-29 14:05:37
4041文字
会話率:14%
生まれてすぐ施設で育てられた篠原亮。両親の顔も知らずに育った彼は、ある日突然に母親が死んだことを告げられる。母親の友人、神崎美緒が語る母親の人物像や思いに、彼は自分が生まれた意味を知る。
最終更新:2012-07-17 18:00:00
6849文字
会話率:60%
17歳となったアルセアは、親の顔も知らない独り暮らしのただの女の子だった。ある時、立ち寄ったケーキ屋で出会った若い男に奇妙な話を持ちかけられる。
その内容は、1年間逃げ続ければ、3億円が手に入るというものだった。怪しみながらも取引に応じるア
ルセア。
死の恐怖と、人間の愛と憎しみの間をさまようアルセアの運命は果たして・・・!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-15 21:19:31
35071文字
会話率:39%
この物語の主人公「双馬時雨」は双馬財閥の跡取りになるはずだったのだが
喧嘩が大好きで毎日毎日やっている。そのせいで、自分の父親の顔に泥を塗ってしまったため次期跡取りの話はなしになり、勘当されてしまった
そこで強制的に連れて行かれたのは「鴻
」の屋敷に連れていかれて一生召使をする羽目になってしまった。
と、言うあんまりシリアスじゃないというかシリアスな内容が無い、不幸な主人公の召使生活と言うごく普通の日常折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-18 19:41:17
67410文字
会話率:63%
それほど遠くはない昔、世界は破滅の道へと歩んでいた。魔法という業を極めた賢者たちが世界を作り変えようとしていたのだ。その目的を知るものは殆どいないし、結局のところその賢者たちがどうなったのさえ、その行く末を知るものは少ない。
そんな過去を乗
り越えた世界。そしてその世界に生きる少女セフィー。親の顔を知らないその少女は、親を探す旅を…そして何時しか決着していなかった過去の戦いに巻き込まれていく。
少女の前に立ちはばかる現実。
突き付けられる運命。
―――物語は今、動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-21 22:40:45
23110文字
会話率:47%
幼い頃に捨てられ、親の顔も知らずに育った彷徨(かなた)。同じ境遇の弥矢子(みやこ)の面倒をみたり、屁理屈でお喋りな育ての親である"おじさん"の不器用な愛情を受けながら、ささやかながらも幸せな日々を送る。そんな中、彷徨の前
に一人の男性が現れて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-24 21:08:22
4245文字
会話率:57%
今日から俺は、アパートで一人暮らしを始める。もう、口うるさい親の顔を見なくて済むし、好き放題に何でも出来る。とりあえず荷物を解く。
そして掃除をしていると、押し入れにカセットテープが落ちているのを発見したのだ。前の人の忘れ物だろうか。
気に
なった俺は、カセットを再生してみるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-02 13:57:41
2124文字
会話率:15%