一人でいるってどういうことだろう。二人でいるってどういうことだろう。誰かといるってどういうことだろう。特別なことなんてなんにもない、ありふれた日常。大学の前期日程が終了し、夏休みに入り、特に何かに打ち込むこともなく、なんとなく日々を過ごして
いた。だけどそうじゃなかった。実家に帰るんだった。風景を見て、思い出に触れる。記憶を、追う。忘れてきたもの、落としてきたもの、置いてきたもの。それをわたしは語ろうと思う。一人でいること、二人でいること。思いを馳せよう。あなたはどう思いますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-19 01:11:27
3655文字
会話率:21%
電話なんか、するんじゃなかった。
電話に心躍る気持ちと、電話をためらう気持ちと。
相反する心に悩む美沙子の背中を押したのは、有加のひとことだった。
現代を舞台にした、短編恋愛小説。
最終更新:2011-01-21 21:12:11
2574文字
会話率:40%
マキです。俺の友人は女に甘い。高校では改めてやらねばと決意したそのとき、すでにやつはどこの馬の骨とも知れない金髪との同居生活をスタートしていた。抵抗むなしく自宅を占領された友人に対して、俺はいったい何をしてやれるんだろうか……。ひとこと言わ
せてもらうなら、とりあえず俺に謝れと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-02 00:51:00
62727文字
会話率:28%
「このまま卒業していいんだろうか?どうして、ひとこと言えなかったんだろう?」中学の卒業式にのぞむ富くんの心は焦りと後悔に染まっていた。きっと誰もが経験したことのある切なく淡い恋を、さわやかに描くラブストーリー。初恋を想い出したい人に。
最終更新:2007-11-06 11:43:09
6976文字
会話率:23%