ぼっちの男子高校生である兼田仁(かねだじん)は、ある日の授業中、前の席に座る月見里音羽(やまなしおとは)がおならをしたのを偶然聞いてしまった。それを彼女に知られて忘れろと迫られた。仁は今まで女性と付き合ったことがなく、彼女いない歴イコール年
齢であった。健全な男の子であるため女性に対しての興味があり、彼女に対して特に好意を寄せていたわけではないが、人生経験の1つとして次の休日にデートをしてくれたら忘れると伝えた。彼女は渋々条件を飲み、デート当日に現れたのは……。
(同じ内容の作品をカクヨムにも掲載しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 14:42:05
154135文字
会話率:61%
私は、おとぎ話の世界からこの現実の世界に来た子だった。
この世界に来られたのは、妹・紗那のおかげだ。紗那は幼い頃から純粋で、私を夢の中で見つけてくれた。私は彼女と友達になり、やがて現実世界の一員として誕生する。しかし、私は模範的な娘ではなか
った。家庭の問題に反抗し、お金に執着し、やがて病気になってしまう。
精神を病んだ私は、12人の神々の声を聞き始める。彼らはおとぎ話の世界の守護者だった。現実と幻覚が入り混じる中、私は「自分は何者なのか」と問い続ける。再発を繰り返しながらも、家族は私を見捨てなかった。そして、私は最期を迎え、体が浮き上がり、おとぎ話の世界へと帰る。家族の記憶は消え、私も彼らを忘れる。しかし、紗那だけは私を覚えている。彼女は現実とおとぎ話の世界をつなぐ者であり、私の唯一の友だった——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 16:05:25
19940文字
会話率:21%
▼カスティーネとマロニエ(栗の木の精霊と人間)
恋人未満、悪友以上。
姉弟のようであり、兄妹のようでもあり、庇護者と守られる者でもある。
※本文中に流血表現あり。
【出会い】
「……お前、コンカーナに唾つけられてんじゃねーの?」
「
誰、あんた…」
「この辺りで見目麗しい美青年が居たら精霊に決まってんだろーが」
「美青年…?少年の間違いでしょ。まあ見た目は確かにいいけど…」
「お前、名前は?」
「マロニエ」
「最悪だな!あのババアと同じ系統じゃねーか!」
「はあ?人の名前にケチつけないでよ!そういうアンタは何ていう名前なわけ!?」
「………」
「なによ…もしかして、名前ないの?」
「あるけど、精霊から名前を授かるってことは物凄いことなんだぜ?アンタにその覚悟があるのかと思ってな」
「何それ、わけわかんない。教える気がないならいいわよ。一刻も早くこんな面倒な儀式終わらせて家に帰らなきゃいけないんだから。片道十日もかけてきたのよ?それなのにみずぼらしい身なりだ何だって陰口ばっかり言われてさ。地方の平民見るのが嫌なら王都以外でも儀式やれっつーの」
「本当にな」
「………ちょっと、なんで付いて来んのよ」
「面白そうだから」
「はあ?……守護くれるつもりならあんたの宿る木、この鉢植えに入れて行かなきゃいけないんだけど」
「そんなちっぽけな鉢に入るかよ。俺を閉じ込めたいなら国土丸ごと使わなきゃな」
「出口どこ〜」
「無視すんな。俺は栗の木の王カスティーネだ。忘れるなよマロニエ」
「出口〜」
▼過剰な暴力表現はありませんが、作中に多少の流血表現があるためR15にしています。こちらで注意喚起済みとし、本文前書き等には記載しておりません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 00:03:42
12160文字
会話率:24%
タイトルの通りです。
昨年、中学受験にチャレンジした娘と、中学受験の経験も知識もない母親の私の奮闘記。
しかもアレを忘れると言う大失敗付きのエピソードです。
※ハッピーエンドですのでご安心ください。
最終更新:2025-01-26 22:20:35
9445文字
会話率:17%
最早「サイトによってパスワードを変えろ」なんてのはセキュリティの常識。しょっちゅうパスワードを忘れる私は、小説投稿サイトのパスワードだけは絶対忘れない。
※第5回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞応募作です。
最終更新:2023-12-29 17:24:22
1000文字
会話率:50%
ある男の半生の反省。特に起伏のない、ただ自分の情けなさを"欲"という世界に身を投じて溺れることで忘れる、最低な人生を。「こんなに酷い人間がいたら自分はまだマシだ」と思って人生を歩いてもらえれば。
最終更新:2025-01-20 18:28:52
14331文字
会話率:9%
登場人物
藤崎 颯斗(ふじさき はやと)
16歳の高校生。極限まで物を減らす超ミニマリスト。
無駄を嫌い、生活スペースにはベッドすら置かず、必要最低限の物だけで暮らしている。
感情をあまり表に出さないタイプだが、冷たいわけではなく、ただシ
ンプルに生きたいだけ。
学校ではクール系男子? として知られるが、幼馴染によってその平穏は常に崩されている。
橘 ひなた(たちばな ひなた)
同い年の幼馴染で同じ高校に通う。颯斗とは家が近く、小さい頃からずっと一緒にいた。
明るく元気で社交的だが、ちょっと意地悪な一面もある。
颯斗のミニマリスト生活を面白がりつつ、なぜか毎回彼の部屋に遊びに来ては**「忘れ物(主に下着)」**を置いていく。
本人は「ただの忘れ物」と言い張るが、どう考えてもわざと。
〜あらすじ〜
超ミニマリストの藤崎颯斗は、家具もほとんど置かず、必要最低限の物だけで一人暮らしをしている。
しかし、そんな彼の生活を侵食する存在がいた。
──幼馴染の橘ひなた。
ひなたは毎回遊びに来るたびに、なぜか「忘れ物」をしていく。
しかも、それは決まって下着。
「え? 違うよ? ただの忘れ物だってば!」
毎回そう言い張るが、頻度を考えれば明らかにわざと。
颯斗は「不要な物は排除する」というポリシーのもと、律儀にひなたの家へ届けるが、翌日にはまた別のものが置いてある。
「なあ、いい加減認めろよ。わざとだろ?」
「ち、違うもん! 本当に忘れただけ!」
こうして、ミニマリスト vs 侵略系幼馴染 の攻防戦が続くのだった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 22:38:31
17713文字
会話率:67%
中3の夏、近所に住む2歳年上の速水結華にフラれた八百咲斗は、結華を忘れるため進学先を地元から離れた高校に決め、高校進学を機に一人暮らしを始める。しかし、結華が忘れきれない咲斗は自分と結華が結ばれた未来を想像した小説をサイトにアップするように
なる。そんな中、執筆活動がクラスの女子にバレてしまい...折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-16 23:49:41
2833文字
会話率:41%
僕の目下の悩みは来週にせまった遠足と僕の名前を忘れるじいちゃんのこと。僕にやたらとからんでくる怪獣女子カズゴンと一緒のグループになった遠足。入院中のおじいちゃんのことも心にひっかかって。
主人公さとるの冒険のはじまりはどんなものなのかな?
よろしければぜひ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 18:30:55
9844文字
会話率:40%
学生時代に出会って、もう遠くへ離れてしまった人への想いを忘れるための、最後の決別の手紙。
最終更新:2025-01-14 00:57:29
7165文字
会話率:0%
私には毎日日記を付ける習慣がある。
その日起きたことや思ったことを記録しておき、しばらく経ってから読み返すのが、私の数少ない趣味だ。
と言っても日記の内容は八割がた夫のことなので、読み返すと楽しい気分になると同時に少し恥ずかしくもある。
……まあ、それも含めて最高なんだけど。
それから、日記には記念日を記録する役割もある。
夫は記念日に関しては物凄く良く覚えているので、私も念のため記録して忘れないようにしているのだ。
記録しなくても忘れないとは思うのだけど、人は加齢で記憶力が衰えるのでケアしておくに越したことはないだろう。
……ああ、でもこの日だけは、たとえ私がおばあちゃんになったとしても、忘れることはないだろう。
何故ならば、この日は私の人生が大きく変わった日だからだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 19:08:15
3749文字
会話率:13%
記憶のない!?男が送る、だらだらとしているようで、たまーにシリアスの日常系○○○エンドストーリー
この主人公は平凡に、平坦な道を歩んでいくことを心掛けている仲居さん。それでも幸福であると、それが一番だと思う仲居さん。
優しいのではなく
、ヘタレでチキンな仲居さん。強いのではなく、ズル賢い仲居さん。
この物語はそんな彼が……、あることをキッカケに様々な人と交流を深めて、少しずつ在り方を変えていくお話し。変えていきたいお話し。
でも忘れるな……
君の"過去"は、現在と未来にその影を落としていることにーー
※(三章からのスタートです。完結後、一章、二章、最終四章と上げていきます)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 22:56:12
1125003文字
会話率:60%
自分はいつでも中間の立場でいたいと思う道原拓哉はある日姫崎愛菜と出会う。彼女の忘れ物を見つけたことによって2人の話は動き出す。
キーワード:
最終更新:2024-12-31 00:58:30
171446文字
会話率:38%
子どもが産まれた日。その日の光景は、たとえどれだけ時間が経ち遠くに過ぎ去ろうとも、決して忘れることのない一日として、人生にひとつの点として残り続けるのだろうと思います。そして生まれた命もまた、連綿と続く道をつくる一部となり走り出すのです。
最終更新:2024-12-31 00:50:24
983文字
会話率:7%
大学入学にともない引っ越してきたこの街は、小学生の頃に住んでいた街でもある。
小学生時代、ふと迷い込んだ路地を進むうちに本当に迷子になってしまい、一人の少年に出会うことになる。
そうして名前も知らないままに別れた少年を、未だ忘れることできな
いでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 23:59:41
6473文字
会話率:39%
今も俺は、あの日の父のえ顔を忘れることができない。
寡黙な父が一度だけ見せた、解放感と喪失感、いくつもの相反する感情が錯綜した、下手くそなえ顔を。
本作品は、しいなここみ様主催『冬のホラー企画3』参加作品です。
最終更新:2024-12-26 10:00:00
5015文字
会話率:36%
私は、僕は、俺は、あの日に起きたことを忘れることはない。忙しい日々を生きていたけど、疲れを癒して他愛もない会話をしてたら、いつの間にか自分が大きく変わっていた物語。
フィクションです。
最終更新:2024-12-24 13:32:29
32039文字
会話率:62%
大学1年の時に付き合った彼ー 林 龍に振られた。 学園1のチャラ男で.、100人目の彼女達成と言われて。
『 まわりが何と言おうとおまえが本命』と言われ信じて振られた。
2年生になり彼氏ができ、やっと龍を忘れることができると思った。
しかし1年近くつきあったその彼氏からも、クリスマス直前に‥‥。
カクヨムに投稿済みの作品のリメイクです。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 06:20:00
7188文字
会話率:23%
違和感があった。
自分をがんじがらめにしてくるような、そんな違和感。
その違和感に蓋をしてしまえば、どうなるのだろうか。逆に、頭を突っ込んで覗いたならば、何か変化があったのだろうか。......大差ないかもしれない。
一人の少年
の、周囲と織りなす日常。記憶にこびりついた泥を忘れるよう努める彼に、幸せは訪れるのか。
非常に不快と捉えられる描写があります。精神的に気持ち悪いと感じたり、重たい感情を持ってしまったりすることがあれば、読了はお勧めしません。すぐに引き返して、忘れてください。
お読みの際はどうかお気をつけて。
一切の責任は負うことができませんので、ご了承いただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 17:23:45
21353文字
会話率:48%
俺は幼馴染の天音瑠美と再開した。でも無視された。やっぱり10年も経つと忘れるよなあ、と思っていたら彼女は手を妙な形にクイっと曲げた。ハンドサインだ。昔、俺が決めた「秘密基地に集合!」のハンドサインだった。
最終更新:2024-12-19 06:19:49
3028文字
会話率:37%
吾輩は猫であった。名はもう無い。その名を口にする者もおらず吾輩自身その名を忘れたのだから。
今はただ世界を見る放浪者。誰かに縛られることも縛る者も居ない。ただ心を埋めるために旅を続ける。
この世界は広い。吾輩の寿命尽きるその日まで心を
埋め続けることができるだろう。
ただ一つ心残りがあるとすれば吾輩を愛してくれたあの手の温かさを存在ごと忘れる前にもう一度触れて欲しい。だがそれは叶いそうにない。吾輩はもう生き過ぎたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 20:15:09
16753文字
会話率:41%