個々の能力の高い魔族、社会生活を営み団結しその数でもって武をなす人間。両者が憎み殺しあう世界に終止符を打ったのが、勇者であった。彼は魔王を討たず、話し合い、この世界に安定をもたらした。
それから十年。人間と魔族は互いに交流し友好を深め、世界
は真に平和なものへと姿を変えつつあった。しかし、この世界に住まう全てを揺るがす事件が起きる。
勇者の死。彼の死によって、世界はまたしても憎しみに包まれていく。人間と魔族。両者は彼の死によって、どう変わってしまうのか―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-31 00:00:00
7024文字
会話率:47%
科学が発達した世界があった。 その世界の人類総人口は二十億にも満たず、その数は年々減少傾向にあった。 後にこの現象を『個のアポトーシス』と呼ばれるようになる。 遺伝子に刻み込まれた呪いと揶揄される因子があらゆる病を駆逐したその世界においても
、人々の奥底に根付いていた。 その因子は人々から生殖機能を奪い、人が人を生せない世界を創り出していた。 それを消し去ることは即ち、自身を消し去るのと同義。 このまま進めば人類は近い将来、確実に絶滅する。 それも自身の内発的に起こった現象によって。 それはある意味で無自覚の自殺。 世界はその無自覚自殺を阻止するためにある計画が発案した。 それがアブソリュート計画。 不死の人間を造りだし、人類を永遠のものにするという計画。 民間軍事企業 カザミ重工はその計画を兵器利用目的で協力した。 そして、人類を超えた人造人間が二体生まれた。 それらの人造人間に『超越者』という新たな位置づけを与えた。 だが完全な超越者を生みだす事は出来なかった。 二体の感覚質は成長が遅く、どう足掻いても幼い。 そのうえ彼らは身体の成長はしないが、不死ではなかった。 彼らの感覚質は成長する。それは遅い速度であるが、成長とはつまり直結して終を迎えるものである。 成長の行く末は死。 結局、彼らもまた不死とは程遠いものであった。 だが彼らは兵器としては何の問題もなかった。 一人でもいれば戦局を大きく揺るがしかねない。 そんな彼らの存在を否定する者達がいた。 人によって生み出された超越者は神への冒涜でしかない。 世界中がアブソリュート計画に反発し、超越者狩りが始まるのだった。 世界中の軍事産業を握っているカザミ重工はそれを利用して戦争を起こし、利益を得ようと二体の超越者を大軍事国家サーマシバルに引き渡した。サーマシバルはそれを受け入れ、やがて世界と対立していた。 二体の超越者を火種に『十年戦争』と呼ばれる戦争が起こったのである。 この戦争でカザミ重工は互いの勢力に肩入れし、思惑通り莫大な利益を得る事になるのだった。 それから十年の長い年月がたち、世界は荒れ果て、一部の大国、宗教を残し、全て崩壊していった。 疲弊し切ったお互いの戦争は一時的に休戦となる。 それから、五年後……。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-08 02:00:00
83821文字
会話率:18%
突然の死。そしてゲームの世界に転生。これからどういう人生を過ごそうか?俺なら・・・
最終更新:2012-12-25 00:00:00
2963文字
会話率:0%
突然の死。そしてゲームの世界に転生。これからどういう人生を過ごそうか?僕なら・・・
最終更新:2012-12-25 00:00:00
4540文字
会話率:0%
剣術居合術を主とする京都円明学園剣道部員と、
剣道一筋に生きてきた大阪北河内高校剣道部佐々木とのライバル対決は
幕末の時代へタムスリップしても続く。
平成の若者達が、動乱の中で知った純粋な心と死。
維新志士達の生き様を通し、それぞれの道を
歩み出す。
この小説は平成22年に第一部まで書いておりましたが、
平成23年3月11日に東北地方太平洋沖地震が有り、
小説の内容も大地震に関係する事柄が有ったため
執筆を止めておりました。
気持ちも少し落ち着きましたので、執筆再開を兼ねてこちらに
投稿して行こうと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-24 15:08:35
43628文字
会話率:30%
モテたかった青年、しかし進路全てに色気なし。ある日女の子を庇って事故死。気がついたら自称魔神見習いに連れていかれ……。チキンで異性に触るのも躊躇う青年が異世界トリップでハーレムを志す。最初の目標は生産チート。でもそんなに世の中甘くないよう
で。モテモテを目指すうちにいつしか創造神の巻き起こす数々、そして重大な過去に巻き込まれることに。果たして普通にイチャラブできる日はくるのだろうか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-18 00:28:18
98889文字
会話率:22%
はーい、リレー小説「仮想彼氏・只今・戦闘中」5回目です。
あらすじ→レイは戦闘に入る。幻惑、幻想、夢、様々な言葉で言い換えようと偽物の現実であるゲーム。それがリアリティを帯びてきた。その果てにあるのは愛しい人の死。それと同時に見え隠れするゲ
ームの裏方達。レイの心はどうなる精神はいかに!
(DIGクリエイティブアワード投稿作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-08 11:57:30
2586文字
会話率:40%
主人公 野田宜振は、産まれもって不思議な能力がある。
とある事件に巻き込まれ両目の視力を失ったが、ドナーが現れ視力は回復したものの…
見えてはいけない物が見えるようになった。
普通に生活をしていた矢先、恋人の死。その死に納得が行かなかった宜
振は親友と共に真実を探す様になった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-12-01 19:22:09
962文字
会話率:28%
普通の少女の普通の死。
そこで歪んだ普通だった世界。
全ての終焉は彼女が普通の人間のように
普通に人間を憎んだあの日から始まった。
最終更新:2012-11-30 11:09:29
2351文字
会話率:26%
超一流企業の内定も確実となり、将来有望だった青年『神凪真人』の突然の死。
それは神様のミスだった。
誤って死んでしまった真人は転生することになり、自殺した少年『小鳥遊大空』の肉体を借りて生き返った。
何一つ失敗することなく完璧に人生
を歩んできた男が初めてする後悔。
それは『カツカレーを食べられなかったこと』。
しかし、生前の大空は大のカレー嫌いで、それが肉体に染みついてしまっていたため、真人は大好物のカレーを口に出来なくなってしまった!
「カレーが食べられないなんて、死んだ方がマシだ!!」
「やれやれ、とても死んだ人間の言葉とは思えないね……」
さて、真人はまたカレ―を食べることができるのだろうか……。
ある意味『強くてニューゲーム』です。
テーマは『失ってから気付くもの』で、前から書きたかった転生モノにしてみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-10 23:34:06
2345文字
会話率:42%
突如訪れた友人の死。そこで少年が感じた事。
最終更新:2012-11-10 03:02:25
1712文字
会話率:0%
「私は、弱いのだ」
今は遠き過去、あの少年はただ1つの目標に向かって走っていた……。
私は、どうだ?
事件の真相をこの掌で覆い、闇の中へと追いやった。
……せめて。
この一冊の中だけでも、私は自分の信じる正義に殉じよう。
薬と正義と、死。
これは、懺悔の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-05 07:06:26
2705文字
会話率:7%
魔都と呼ばれた1932年の上海を舞台に、交錯する人間模様。
華僑の父と日本人の母の間に神戸で生まれた一人(かずと)は、17歳になったのを機に父の故郷・上海に向かう。
そこで待っていたのは、上海の夜に生きる美少年・李月陵や青幇の若きボス林修英
、英国人ハーフの歌姫リーナ、叔父の死。
そして、騒乱の夜が来る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-06 20:40:46
41681文字
会話率:35%
――待っているのは本物の死。
異常なチカラを持つ者のみで行われるデスゲームに巻き込まれた主人公・篠崎透。その透自身も異常なチカラを持つ者なのだが、透はそのチカラを忌まわしく思っていた。
しかし生き残るには勝ち続けるしかない。選択をするよしも
なく過酷なデスゲームは幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-17 20:54:01
1495文字
会話率:27%
天才の中の天才に訪れる間抜けなまでに呆気ない死。
しかし、天才が天才たる由縁なのか……死んだ彼に平穏はなかった。
キーワード:
最終更新:2012-06-26 00:03:16
650文字
会話率:0%
拙作「バニシング・ポイント」を菅沼(北村)冴子の側から書いてみました。
好きで好きで、奥さんから奪いたいとまで思っていた大学時代の先輩、衛の死。夫と出向いた告別式で、先輩のかつての妻博美をそこで見た冴子は、晩年の衛の様子を知り、思わず彼女
の頬を打ってしまうのですが……
Turning Pointとは改心の意味も持ちます。「バニシング・ポイント」で、後日の博美と冴子の仲の良さがどこからきているのかというご指摘があったので、書き始めた物です。
そのため宗教色が色濃く出ています。予めご了承ください。
※現時点で、この原稿はサイトと他1箇所べつに掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-19 21:03:37
25081文字
会話率:37%
不倫旅行の末に交通事故死。そんな不名誉な父親の遺言は、「愛人の家族とその子どもを頼む」だった。冗談じゃない!
でも・・・
残された子どもって、もしかして兄弟?
冷え切った家庭に育った勇介に、あたらしい家族が・・・
最終更新:2012-06-01 07:00:00
90143文字
会話率:34%
頭脳明晰な仕事人間の男「神谷涼太」と気が利きすぎる女「皆川香織」は久しぶりの休日を満喫していた。
その日常に突如として割り込まれる部下の死。明かされる皆川の能力。
淡々とした日常と淡々と解決されていく事件を描いたお話。
最終更新:2012-05-22 14:16:17
82107文字
会話率:58%
この世界は、選択肢で溢れている―――
そして一歩間違えれば―――死。
だがセレクターと呼ばれるやつらがいきなり現れた。
選択肢を事前に予知し、最悪の結果を避けることが可能な能力を持つ輩だ。
そんな中、ある少年が過去にセレクターであった妹から
力を渡される。
しかし妹は力尽き、残された少年は妹を助けるため力を使い、セレクター達と戦い続けることを決意したのであった――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-17 17:36:16
5513文字
会話率:42%
女は、不死。故に 長い時間を生贄となる為だけに生きてきた。けれど その存在意義は、無意味だったと知った時 女は、様々な想いが交差する。重なり合った 想いが、どんな結果を生むのか?
最終更新:2012-05-08 14:23:35
3016文字
会話率:18%
神皇暦1467年、時の皇帝、隼(ジュン)の死。それは緋ノ國の長年の平和を破ることになった。次期皇帝を決めるための争いは帝都だけでなく緋ノ國全土に拡大し、幾多の武士が己が夢や野望のために駆け、そして散っていく戦国時代へと発展した。それは小国『
シュウ』も例外ではなかった。シュウの青年、紅(クレナイ)も動乱の世に運命を翻弄されていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-25 22:46:01
746文字
会話率:16%