鏡の姿よりさき。世界の深淵へと誘われた彼。そこに見たのは深く沈み込む闇。彼は祈る。消えてゆく彼女を思って。世界に光りあれ。
最終更新:2008-11-17 20:02:12
1393文字
会話率:10%
外界から閉ざされた町で起こる奇妙な連続殺人事件。常識を覆す状況で殺された住民たち。一夜にして消えた建物、消えていく人々、同じ夜に行われた十一の殺人。最後の章で待っているのは意外な結末とどんでん返し。本格長編サスペンスミステリー。
最終更新:2008-11-05 15:27:05
775文字
会話率:7%
私が朝目を覚ますと、家にいたはずの妻と息子が消えていた。「死はすべての始まりである」という奇妙なメッセージを残して。その日から私の周辺で次々と人が消えていく。思えば、すべての始まりは村に”伝道師”と呼ばれる男がやってきてからだった。――※<
警告>内容は一部本編と違う可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-05 09:18:03
4900文字
会話率:21%
江戸時代前期、とある藩には神出鬼没の辻斬りがいるとのことで、全国から腕利きの武士たちが募られた。ある日その藩の町を訪れた二人の武士、高倉と沖野は、周りで次々武士が消えていく中、驚く事実を発見する・・・!
最終更新:2008-07-13 08:45:08
7315文字
会話率:57%
閉鎖された空間に閉じ込められた5人の少年少女。少年少女が脱出するには犯人を見つけること。――この5人ノ中カらネ……――それでは問題。『この5人の中で嘘をついているのは……だーれだ?』間違えたら、一人ずつ“消えていくよ”。だから、間違えないで
ね?正解は自分で考えるんだよ?それじゃあ……ゲームスタート。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-16 00:44:19
21090文字
会話率:22%
それはバラの屋敷。魔女が住んでいる。――と、梨花は思っている。人形師の青年と次々に消えていく少女たち。少女が少女でいられる時間の物語。
最終更新:2008-02-10 21:36:08
10224文字
会話率:35%
僕は踏切の手前で、確かに幼児二人が消えていくのを見た。それは見間違いではなく、確かに事実だった。友人の昭仁はそんな僕の訴えを一蹴(いっしゅう)するが……。
最終更新:2007-12-26 16:56:39
2054文字
会話率:35%
石山隆介に残された時間は、あと数ヶ月。おのれの欲望に翻弄されて終わる人生の最後の日々に、隆介は、順子という在日韓国人の女性との愛の軌跡を辿り始める。寄せては返す波のように、生まれては消えていく人の定めの儚さをBGMに、それでも尚、人を愛する
ことでしか生きた証を残せない人間の悲しさ・尊さをうたう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-11-04 14:33:34
14665文字
会話率:7%
水門の町。吹き荒れる黒い嵐。大地は削られ。消えていく。一年の大半を夜の闇が支配し。月ばかりが海を銀色に照らしていた。これはそんな終わりの迫った世界で、懸命に生きていた。ある小さな海の上の水門と言われる町の、一人の少年と世界のお話である。
最終更新:2006-10-03 02:31:03
15582文字
会話率:54%