僕は普通の大学生で、
自分の部屋の自分の机に向かって椅子に座ろうとしたはずだった。
なのに椅子に腰掛けられず、尻餅を着いたのは辺り一面の何もない平野だった。
持ち物は最近変えたスマートフォンだけ。
圏外でライトにしか使えない。
食料もな
く進む僕の上には黒い雷雲が向かってくる。
たがわずに降ってきた雨から逃げようとして、足を踏み抜いて落ちたのはRPGにおけるモンスターの巣窟で…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-14 20:40:42
1670文字
会話率:4%
2013年1月25日。新宿を歩いていた大野たちの目の前で、狙撃事件が発生した。大野の隣にテロ組織退屈な天使たちのメンバーだった西村桜子がいた。スナイパーの目的は西村桜子の暗殺なのか。式部香子はある目的を達成するために、宮本栞と共に狙撃事件の
捜査を開始する。そして退屈な天使たちは静かに暗躍。合田は容疑者たちが集うクルーズパーティーに潜入して、狙撃事件の犯人を追うが…… 公安調査庁がマークしている工作員Sの存在。被害者が所持していた二千円札に隠された秘密。13年前に発生した現金輸送車襲撃事件の真実。警視庁と退屈な天使たち、式部香子と宮本栞のコンビが事件を通して交錯する中で、スナイパーは新たなるターゲットに照準を合わせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-04 09:00:00
35127文字
会話率:60%
横浜~ハワイ・オワフ島間を、六泊七日をかけて旅をする世界最大級のクルーズ船・オータム号は、一夜にしてゾンビどもの徘徊する死の船と化した。
生き残ったのは、国民的アイドルグループ『アイドル・ヴァルキリーズ』のメンバー48人のみ。
外部との
連絡は絶たれ、救助の見込みもない中、48人の戦乙女たちの、生き残りを賭けた戦いが始まった――。
※Web小説投稿サイト「ハーメルン」にも連載中
※『アイドル・ヴァルキリーズ・オンライン』と統合しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-02 00:16:35
781029文字
会話率:24%
『黎明に異国の客が訪れる。もてなせ。さもなくば、悪させん。』
――秋の収穫祭が間近に近づいた頃、奇妙な手紙がみそっかす王女ウェラディアの元に届いた。
王城での手紙は全部検閲されているのだ。
こんな手紙が王女に届くはずがない。
なにやら魔法の
気配を感じて、心惹かれたウェラディアは配下の三人に調査を依頼する――ふりをして、自身も男装姿に身をやつして、早朝、霧の王都へと出かけていった。
やってきた三組の客は楽しくもなにやらいわくありげ。
「やぁ、ツアーのお出迎えかな?」
「ツアーのお出迎え?」
「“どこに行けるかは、着いてのお楽しみ! 闇鍋ミステリークルーズは何が起こるかわからない! もう普通のツアーには飽きたあなたへ……素敵な趣向を用意してお待ちしております!”――の参加者だけど?」
これはなんなのだろう。
デュライもといウェラディアは戸惑いながらもわくわくする気持ちを抑えきれずに、自分の客として三組六人の客を王城に招くことにした。
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◇ハ○ウィンネタに考えて挫折した自キャラスピンアウトのお遊び小説です。
『みそっかす王女と二人の紋章騎士~男装の姫は麗しの騎士に口づける』の世界観で、ウェラディアがナビゲーター役です。
筆ならしに書いてます。6-8回分くらいで終わらなかった。10-12回くらい??の短編です。
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【注意】
※個人的にはすっごい楽しく書いているのですが、何も知らずに読む方がどれくらい楽しいかはまったく保証できません~。すみません。
自分には向かないなと思いましたら、自己回避願います!
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※レーティングをどうしようか悩んだのですが、話そのものは性行為の類が一切ないので、全年齢にしてありますが、扱ってるキャラの元の話には性行為のある話が含まれます。
あらかじめご了承ください。
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※自サイトにも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-22 23:00:00
49744文字
会話率:44%
前世で何者かに刺殺された記憶の断片が、悪夢で繰り返される少女・茉莉花。彼女は幼馴染の瑞生と婚約し、そのお披露目クルーズでゲスト達とエーゲ海へ行くが、ゲストとして招かれている瑞生の友人達と彼の不審な行動が気になり始める。ある日彼等の顔と声が、
例の悪夢に出て来る男達とそっくりなことに気付いてしまった彼女は・・・?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-21 16:37:56
17418文字
会話率:22%
世界をキラキラと輝かせるをモットーに、某大型テーマパークで働いている八代結衣は、ボート周遊型アトラクション『ドゥリームクルーズ』のナビゲーター(案内人)としてデビューするはずが、なぜか異世界にデビューしてしまった。トリップ先は天才魔工芸師
イグルーが主催する展示場。彼女はそこで素敵な魔工芸品の数々にすっかり魅了されてしまうが、あまりに退屈すぎるイグルーの説明に不満が爆発。元の世界に戻る方法を探す事などそっちのけで、八代結衣はそこでナビゲーターとして働く事を決意した。※第一章完結しました。第二章の開始時期が未定のため、とりあえず完結済とさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-08 01:23:58
166148文字
会話率:51%
日本人大学生の諏訪洋一は、大学を休学して南太平洋諸国を放浪中、とある国で所持金のほとんどを盗まれてしまう。親切な人に日本領事館がある島へ行く不定期貨物船を紹介して貰い、たどりついたフライマン共和国では、おりしも島を二分する勢力であるカハ族と
カハノク族の対立から内乱の危機に陥っていた。
日本に帰りたいだけの洋一だったが、ただでは援助できかねるので日本領事館の臨時職員としてひと仕事やって欲しいと頼まれる。カハ族の大物の屋敷に送り込まれた洋一は、カハ祭り船団のカカシとして同行を依頼される。ただで島内観光クルーズ、しかもとびきりの美女をつけるという条件に頷いてしまった洋一は、カハ族の美人3姉妹やカハノク族のハーフ美少女、そして第三勢力の凛々しい神殿巫女候補たちと出会ったり離れたりすることになる。
そうしている間にも、カハ族とカハノク族の急進派が小競り合いを繰り返し、ついにはカハ祭り船団に対抗するカハノク族の船団も集結、大規模な衝突が起ころうとしていた。
フライマン共和国に伝わる女神ラライスリの恋人であるタカルルに模された洋一は、ラライスリとなった少女たちを率いて戦いを止めることが出来るのか?
基本、ハーレムものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-24 00:45:13
658066文字
会話率:26%