主人公、真月介斗はごく平凡な落ちこぼれ。運動もできず、勉強もできず、学校へも行かず自室に一人籠もって怠惰にゲームをする日々を送り、そんな自分に嫌気がさしても自殺をするだけの勇気もなく、遂には自分の生きる意味さえ見失った。
ある日、いつもの様
に部屋にこもってゲームをしていると、全統神を名乗る少女、ゼニアグラスから『英雄候補』として世界を救って欲しいと請われる。生きることがどういう事か知りたくないかと、問いかけられ、異世界『ファンルシオン』へ行くことを決意。
レベル、ステータス、魔法。密かに憧れていたファンタジーの世界に、胸を躍らせる介斗だったが、そこでもやはり『無能』としての烙印を押されてしまう。
自棄になり、街を出て、迷い込んだ森の中、追い立てられて、いきなり生死の瀬戸際に立たされる介斗。そんな彼の窮地を救ったのは、一匹の不思議な触手だった。
「触手って、可愛いと思うんですよね」(by作者)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-22 03:51:13
381656文字
会話率:56%
マインドコントロールについて基本を知ってほしくて書きました。
僕の小説のキャラを批判して、解凍気分をたのしんでください。
しかしマインドコントロールを知っても悪用は厳禁です。
最終更新:2016-02-20 20:46:08
2119文字
会話率:0%
ガチョウのおばさんの生涯は波乱万丈。フォアグラ工場を命からがら逃げ、たどり着いたのはトナカイの住む針葉樹林の森。そこで鳥のヒビの入った卵を見つける。可哀想だから一晩だけ温めるつもりが次の朝には孵ってしまった。育てるか否か、ガチョウのおばさん
は悩んだ末に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 17:04:25
9108文字
会話率:60%
魔女は、少し開いた扉から、しわだらけの手で小瓶を差し出しました。
「その小瓶に入っている薬をお前も飲み、お前の子に飲ますとお前の望みは叶う」っと言いました。
母親は、小瓶を受け取ると子供に飲ませて、自分も飲み干しました。
すると、めまいがし
て倒れてしまいました。
「おぎゃ、おぎゃ」っと言う声に母親が目を覚ましました。
そこには、見たこともない赤ちゃんが居ました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-21 10:07:00
4295文字
会話率:16%
空に浮かぶローラシア大陸。ローラシア大陸で最大領土面積を持つラスティエ教国。これは千年の月日をぼちぼち生きるラスティエ教国の教皇、アグラダの日々の物語。『空の座』よりも四十年ほど前のお話で、教皇様が主人公です。『小話集』にもちょこちょこ顔
を出してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-11 19:08:50
57318文字
会話率:28%
「魔劫戦記アグラオフォティス」ラスボスのゼロが、人類誕生前の地球に生まれ成長する中で自己嫌悪に陥った結果、自らを生み出した天界人に反旗を翻し、暗黒物質「アグラオフォティス」復活の儀式を行ってしまったストーリーを描いた短編小説です。
キーワード:
最終更新:2014-10-03 20:50:32
12822文字
会話率:35%
質量を持ったプログラムが現実世界に降り立ってから十年になろうとしていた。 リアグラムと呼ばれる手法が確立し、≪2.5次元≫と呼ばれる時代、次代の電脳技師(ハッカー)を育成することを目的としている電脳学園高校に通う一年生の加持彩人は、帰国子女
を自称する曲者の三年生、黒須圭吾と出会う。 これまでアメリカで様々な事件を解決してきたという黒須が現在請け負っている案件というのが、暴走し、失踪したプログラムの回収。研究者だった彩人の父は、彼が幼い頃に研究中の事故によって亡くなったが、最期に携わっていた研究プロジェクトがそのプログラムの作成だったという。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-03 10:00:00
19086文字
会話率:29%
生まれて間もない天使・ルシフェルには前世の記憶がなかった。
そんな時、光の女神・アグライアは自身の提案でルシフェルを人間界に堕とす事に…
最終更新:2012-11-29 03:44:51
5945文字
会話率:18%
空の上の大地は、終焉を迎えようとしていました。大地が崩れ落ち始めたのです。理由なんか分かりません。主人公の少年は生き残るのに必死ですので、そんなことは問題ではないのです。 少年は、大地が崩れた後も残って浮いている城壁に取り付いていました。
道中に出会った少女と一緒です。城壁に手がかりや足がかりは少なかったですが、反対側に行こうと必死に移動しています。取っ手を、取り付けながら。 そう、少年は何もないところに取っ手をつける能力を持っていたのです。この世界の住人なら何か一つ、他の人にはない特殊な能力を持っています。それが、ここで役立ったのです。この世界では、出っ張りのないフォルムが美しく最高の物だとされているので、ビアグラスにも取っ手はありません。唯一の特殊な能力を職にするこの世界で、彼は将来的に職を見つけ出すことができなかったのです。それが、ここで役立つ。少年は少女の役に立とうと必死です。 が、油断から落ちてしまいました。少女を残して。 少女の能力は、城に閉じ込めること。魔物を城にまとめて閉じ込めていたようです。少女は人であることを捨て魔物になり、下の大地に降り立ちました。他の人は下では能力を失っています。ですが、少女は人をやめたので閉じる能力は残っています。 そして、ある日気付きました。下の世界ではコーヒーカップに取っ手があり、それが最近付きはじめたのだということを。 少女はある期待を抱きながら、きょうもやさしくやさしく取っ手を持ち上げコーヒーを飲みつつ、何かを待ちわびるのです。/自分のブログに掲載していた旧作の転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-06 11:39:19
3327文字
会話率:16%
フォアグラ・ナイツの小話
最終更新:2012-07-23 22:47:37
244文字
会話率:0%
世界中のグルメ達に言わずと知れた世界三大食材『フォアグラ・キャビア・トリュフ』
この食材を最大限に生かし、食する者を唸らせるシェフこそが七つ星の称号を与えられる。
それはあくまで皆が生きるこの世界の話……。
表があれば裏があり、それ
は何に対しても必ず重なり合っている表裏一体の言霊。
この世界にも当然『裏』があり、それは魔界と謳われる暗黒の世界。
表の世界よりも深く広大な魔界にはさらに多くの食材と調味料が存在している。
この物語は新たな食材を求めて遠路はるばる魔界より訪れたWitch(魔女)のルミア・アレイユ=ペンダントのお話。
さぁ、彼女と一緒に新たな食材探しの旅に出てみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-05 17:57:48
2635文字
会話率:28%
世界中のグルメ達に言わずと知れた世界三大食材『フォアグラ・キャビア・トリュフ』
この食材を最大限に生かし、食する者を唸らせるシェフこそが七つ星の称号を与えられる。
それはあくまで皆が生きるこの世界の話……。
表があれば裏があり、それ
は何に対しても必ず重なり合っている表裏一体の言霊。
この世界にも当然『裏』があり、それは魔界と謳われる暗黒の世界。
表の世界よりも深く広大な魔界にはさらに多くの食材と調味料が存在している。
この物語は新たな食材を求めて遠路はるばる魔界より訪れたWitch(魔女)のルミア・アレイユ=ペンダントのお話。
さぁ、彼女と一緒に新たな食材探しの旅に出てみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-05 11:58:01
2638文字
会話率:28%
父親の借金を肩代わりするはめになった胡座<アグラ>兄妹。彼らの行く私立高校には驚きの伝統があって...ライトノベル系純愛?小説、コメディ多めとはいえ、なんと言われても恋愛に持ちこみます!!
最終更新:2008-12-27 09:40:49
4107文字
会話率:29%
■【SF/数字/哲学/全10話】■天才ゆえに理解してもらえず苛立ちながら過ごしてきた幼少。年月をかけて得たものは弟子。諦め忘れかけていた時間が今、再び動きだす――◇『空想科学祭(2008)』企画参加作品。
最終更新:2008-09-26 16:52:27
31156文字
会話率:26%