私は大手メーカーのソフト部門に勤める派遣社員だ。同僚の社員に三年後輩の楠川さんがいる。彼はとてもユニークな人だ。入社早々社内いじめにあったが、今は社内の人気者だ。趣味も多彩で、映画鑑賞、スーパー銭湯、うんちく等々。中でもプロ野球は彼の一番
の趣味だ。ヤフードームや神宮球場にも行ったりしているらしい。当然一番多く出かけるのは甲子園。だけど、どの球団のファンというのではないらしい。プロ野球のファンだと思う。私とも映画の話で盛り上がったり、彼のうんちくに感心したりする。とても気の合う人だ。そんな彼が、私の休日出勤の時に尋ねてきた。二〇〇六年十月一日、日曜日。私はこの日を多分一生忘れないだろう。二人だけで話をするのは初めてだった。雑談をし、差し入れのアイスクリームをもらった。
翌日、彼は出勤してこない。様々な憶測や情報が入り乱れるうち一日は終わった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-29 14:44:46
27180文字
会話率:52%
急な尿意便意に悩まされる世界のすべての人のために
最終更新:2013-03-10 16:24:51
1351文字
会話率:18%
ダーツの旅よろしく地球儀でランダムに当たった国の料理をその日の夕食に作る!? リーマンオヤジがノリと勢いだけで何とか乗り切る素人料理奮闘記です。
世界のちょっとした雑学うんちくネタなどをスパイスにお召し上がり下さい。※この物語は半エッセイと
いう形ではありますが、基本的にフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-07 19:00:00
35778文字
会話率:25%
今日もいつものように機械をいじっていると、見知らぬ廃墟にいた。
あたりを見渡せば愛用の工具箱が置いてあった。廃墟には器械の残骸がたくさんあった。これはこれは、修理(解体)しがいがある。これらがあれば、ここがどこだろうと僕は文句はなかった
。
工具箱に忍ばせていた愛読書の『図解 古代・中世の機械技術』と愛用の工具を片手に、自動販売機(硝子魚や魚ジュースが出てくる)を製作し、それを近くの村に設置した。そして、風車を復元するなど、異世界ライフを楽しんでいたら、神の神殿にある「神の器械」を直して欲しいと頼まれた。
そして……壊れ動かなくなっていた運命の歯車が、動き出した。
「機械好き人間(地球人)」と「土偶っぽい形の器械人形(修理品)」が、「埴輪っぽい形の硝子人間(現地人)」の住む世界の危機(機器)を救う!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-25 18:00:00
50054文字
会話率:32%
★短編エッセイ集★
冬虫夏草、冬は虫の姿、夏になると草になる。
虫と菌が織成す自然界の不思議。
そっと目や耳を向ければ、誰もが知っている世界。
そっと囁いた時、確かに、その言葉に答えるものがいる。
それは世界の声。
……そん
な、
世界に散りばめられた、不思議に満ちた、
身近なところの、なんてことない日々、そんな日常の、
ほんの些細な、不思議や疑問や浪漫やら、
日々考えていること、感じたことを、
拾い集めては、寄せ集め、脈絡なく綴っているだけなのかもしれない。
短編なので、題名で気になったんものだけ読んでも大丈夫!
時々、雑学うんちく語ってしまったり、見た夢の内容を書いたり、天然ボケ理論が炸裂する、そんなエッセイ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-31 18:00:00
24939文字
会話率:4%
ファンタジーや歴史のうんちくや考察なんかを書いていきます。
1章800字程度なので、立ち読み気分でどうぞ。
最終更新:2012-05-15 09:00:00
45320文字
会話率:2%
いつものお題小説です。臨時投稿してみました。
最終更新:2012-02-14 20:00:00
394文字
会話率:42%
お菓子専門の調理部 2S部の部長である洸は、以前から気になっていたクラスメイトの桜にケーキの作り方を教えて欲しいと頼まれるが……。 ※お菓子のうんちくがメインで、恋愛添え物です。最後にレシピと参考文献を載せてあります。
最終更新:2011-12-22 16:19:17
31505文字
会話率:56%
ワインにうんちくを語る僕と、食べるのと飲むのが好きな彼女。
ワインにも食べ物にもいろんな物語があります
最終更新:2011-10-02 00:49:59
1794文字
会話率:38%
「さぁさ、いらっしゃいませ。ここで揃わぬものはございませんよ」住宅街にひっそりとたたずむ摩訶不思議な店『猫舌屋』。怠惰な店主と賑やかな居候と、そこに集うおかしな客たちの話。
最終更新:2008-05-06 13:30:33
10238文字
会話率:36%