貴族だけれど従者を連れずに入学してきたちょっと変わった少年と、その彼の一途さが眩しく見える年の割に擦れた友人と、勉強だけはやたら出来る不思議ちゃんと、そんな面子を見守りつつ、今日も表面だけはにこやかにお茶を淹れる従者のお兄さんのお話。
各
章五話ずつ、短編集?的なsomethingをお届けします。→の予定が大分違う方向に突っ走ってしまいました。。。
拙作・「The Mad Hatter in Abstract World」でローレンシア学院に入学すると同時に遠距離片想いが決定してしまったやや不器用?なクレセント少年の学生生活を、主に悪友という名の他人目線でご報告します。
気がつくとだらだら書いてしまう作者が枠を決めてお話を書こうという、習作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-14 00:00:00
51513文字
会話率:36%
ある冬の夜、ひとつの恋の終わりを迎えて久しい男。 汚れることへの免疫を持たなかったために招いた終末を悔やみながら、暗い舗道を歩いていた。
自らの脆い清潔さを頭上の雪になぞらえ、その白ささえも憎みながら。
最終更新:2010-02-22 22:22:59
771文字
会話率:0%
中学時代のある出来事を境に、卑屈に生きる真茅翠。
高校二年生となった彼は、ある女の子と出会うことで、失ったものを徐々に取り戻していく。
そんな彼の日常をてきとーに描きます。
最終更新:2010-02-14 14:26:56
3590文字
会話率:28%
『……あるいは“林”から“竹”を連想したとしようよ。それは文字面(もじづら)からだろうとなんであろうと、そういった動機は抜きにしてともかく“竹”を想像してごらん。そこから“何か”が生まれるに違いないよ。例えば虎とか殺人現場とかね……』日輪に
“何か,新しいもの”を見出して来日した米国人の男女。やがて二人の齟齬が現前とする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-02 22:19:56
16849文字
会話率:24%
片田舎、バチナス郷リルエルス庄に住むキース・ミゼルナは、ミゼルナ鍛冶屋の八男。隣りの幼馴染みのやんちゃなガイル・ゼベッツと違い、本を読む事が大好きな温和しい少年だった。
キースとガイルは、突然、隣郷のウナルバ郷クィナ庄に行かなくてはならなく
なった。自分の住んでいる庄から出た事がない二人。
ガイルは意気揚々とキースはしかたがなく、旅立った……
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ムーンチャイルド企画参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-05-25 04:51:30
66789文字
会話率:1%
飛べ、飛翔し高く飛べ天空を舞い永遠の空へ・・・・・記憶をなくした主人公――ザイン・アイット。この話は夢の世界の創世から終焉までをえがいたお話です
最終更新:2007-06-24 16:18:58
31797文字
会話率:43%