満腹 小説家になろう　作者検索

『僕』は、大学の後輩である女の子の部屋に遊びに行った。

変な話ばっかり書きますよー

東北の田舎に巣食う、変な高校生たち。

淡い恋と残酷なおとぎ話。創立記念日の半日休暇を利用して、キャロルはクラスメイトであるロンへの告白を決意する。その計画とは、まず家においしいクッキーがあるからと招いて、良い雰囲気になったら……、というものである。しかしロンは姉に用事を申し付けられているからと、急いで帰ろうとする。キャロルはそれを聞き、今度は姉に興味を持ったフリをして、彼の家に押しかける計画に変更。かくして二人は学校を旅立つのだった。秘めた恋心を燻らせつつ進む道中、不幸にも二人は腹を空かせたクマと出くわしてしまう。自称紳士のそのクマはキャロルを一息に飲み込むと、ロンに悪魔の取引を持ちかける。『二人飲みこむには私の胃は小さいが、かといって満腹でもないのにあなたを見逃すのは本能が許さない。さて私はどうしたものか？』。そこでロンはキャロルの家にあるというクッキーを思い出し、怪物をキャロルの家に誘う。クッキーとハチミツに釣られたクマは承諾し、彼はキャロルの家中の食べ物を平らげる。クマを満腹にさせことに成功し、ロンは食べられない権利を得るのだった。そこでキャロルに慙愧の念を抱いていたロンは、気を良くしているクマに『キャロルを返して』と願い出る。ロンの提案をまたしてもクマは承諾し、クッキーを食べた分だけクマは一度飲み込んだキャロルを腹から吐き出し、ついにロンは失っていたキャロルの体全てを取り戻す。満足げなクマを見送った後、ロンはキャロルの体を糸で繋げて修復する。しかしそこで明らかになったのは、恐るべき事実だった。取り返したキャロルの体の半分は、実は姉の物だったのである。呆然とするロンの背後で大時計が六時の鐘を打つ。折りたたむ>>続きをよむ

魔界ではごく一般的な種族である吸血鬼の少女、ルーナはいつもお腹が空いていた。食べても食べても満腹になることはなく、毎日のように学食を食い荒らし、クラスメイトの血をたかっていた。そんなルーナはある日、木陰で昼寝をしていた魔王の少年、イザークを発見する。この物語は空腹に耐えられず軽い気持ちで魔王の血を頂いた吸血鬼とその吸血鬼を奴隷にした魔王のお話。折りたたむ>>続きをよむ

大学でおちこぼれかけているダメ学生のおれは、美枝子さんと知り合い、手料理をごちそうになる。これは満腹絶倒の物語である。

腹を満たしたければ、何を食っても良い筈である。 食事が満腹中枢を満たすだけの作業なら、味などどうでも良い筈である。 なのに何故、人間は美味いものを求めるのか。 美味いものを食べた時、人間は何を思うのか。 これは、しがないサラリーマンがどのようにして『人間の食に対する本質』を導きだしたかを描いた話である。 折りたたむ>>続きをよむ

唯一死者と関渉することが許された存在である告げ人の少女ハナ。ハナはある事情で突発的な旅に出ていた。そんなある日訪れた町で一人の少年と会い、ハナの生活が一変する。好きな言葉は満腹な食いしん坊で若干腹黒い少女が頑張るおはなし。若干の流血表現があるので注意です。ご意見ご感想などおいただけると嬉しいです！中傷荒らし晒し等のマナー違反はお控えください。折りたたむ>>続きをよむ

いつのまにかいつも腹ペコでぼんやりしていた聖女様が満腹に至るお話。 自ブログ「メモ帳みたいなもの」からの転載です。転載に当たって極々細かい手直しをしました。

ある肥満体の男が、流星博士の研究所の扉を叩いた。彼は博士の発明したサプリメントがぜひほしいというのだが・・・？ コメディ系ショートショート。２００７年にブログに掲載していたものです。現在ブログは閉鎖しています。

田舎の中学校を舞台にした休み時間のような短いお話。それでいてお笑い満腹系コメディー。主人公の周りには美少女がいたり不思議ちゃんがいたりと無茶苦茶設定。最後に笑うのは二年一組全員だ。休載中だったりしなかったりのんびりやってます。

不器用ながらも剣に生きた男は死に、魔族の王子として生まれ変わる。 剣と魔法と暴力に彩られた世界で、男が刻んだ轍にはどんな花が咲くのだろうか？

容姿端麗、頭脳明晰。　家は大財閥のうえ、性格も明るく学園のアイドルとも言うべき幼馴染。 しかも俺にべた惚れという、この上ない完璧な幼馴染なのだが、玉に傷どころか致命傷の欠点があった。