俺は海が一望できる丘の上に剣を突き立て左手をポケットに入れた。
「・・・ここなら海が一望できるぜ」
そう俺は剣に語り掛けた。
答えなど無いが、それでも俺は語り続けた。
そうすることで彼女が笑ってくれるかもしれないから・・・・・・・・
100万ドルの価値がある笑顔。
一瞬だけしか見せなかったが、あの笑顔には100万ドルの価値がある。
もうその笑顔が見れないと思うと残念だ。
だが・・・・・・・
「自由になれたんだろ?姫さん」
彼女は自由を渇望していた。
死んでそれは叶うと言う酷い結末だが、姫さんは良いだろう。
部下が来るまで俺は姫さんに語り続けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-11 22:09:50
2589文字
会話率:18%
黄昏に棲まう者の物語。
眠りへの誘いを司る、一族の姫は現在、現実逃避中。
妙な力を持ってしまったな〜なんてもんじゃないのですが、姫さんに自覚はないようです。
朗らかな姫は、さては一族の冷酷さに染まるのでしょうか?
一話完結の短編集形式
となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-19 21:00:00
1641文字
会話率:42%
"守ってくれるんでしょ?" "命に変えても君を守る" "姫さんは俺が守っちゃる" ある日突然自分が月姫であることを言われた来栖瑠奈(くるするな)。四季神と呼ばれる守護者の桜井龍(さ
くらいりゅう)、松沢祐輔(まつざわゆうすけ)、萩啓太(はぎけいた)。しかし、あとの1人が・・・月姫と四季神の運命は??複雑に絡まった糸が少しずつほどけていく。恋あり、戦ありの現代和風ファンタジー。
あなたも四季神に守ってもらいませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-09 11:50:41
65375文字
会話率:28%