時折、不意に脳裏をよぎった意味不明な言葉から話を広げて暇を潰すことがある。
これはそんな愚にもつかない退屈しのぎから生まれてしまった短編。
ちょっとした時間つぶしにでも使って頂ければ幸い。
最終更新:2012-10-08 01:14:32
2322文字
会話率:52%
雪山で目覚めた僕は死を悟った。
助けは来ない。絶望的な状況の中で僕は死を受け入れた。
だが、脳裏に浮かぶのは幼なじみの顔。
僕が唯一、友達でいた彼女。
友達がいない僕にとって彼女の存在はとても大きなものだった。
何故彼女は僕と一緒にいるのか
。
その疑問を問えず、僕は死んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-23 08:22:01
4562文字
会話率:0%
学校の七不思議を写真に収めようと集まった5人。肝試しなんてはしゃぎながら一人一人、それぞれの場所に向かう。すると突然メールが届く。仲間の惨殺体の写真と共に。皆の脳裏に一人の少女が浮かぶ。これはイタズラなのか、その少女なのか。それとも別の何か
なのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-13 12:19:51
7937文字
会話率:55%
わたしは常々一人称の小説の限界を感じていた。
〈一人称の小説の主人公はどうして作家のように語りが上手いのだろうか?〉 (エピローグ/文中より) ◆◆◆◆
「おはよう。あむ」
と、きみの声が聴こえた時から物語は始まる。
目が覚めた
ら記憶がなかった。
瞼を閉じ『昨日の自分』を探す。
『昨日の自分』を探すつもりが『前世の記憶』が脳裏にうかんだ。
名前は安室 覇那子(あむろ はなこ)。
ニックネームは『アム』。
アムの村には伝説がある。
色情魔なるものがいる。
色情魔に憑かれた男性は霊域に住みつく。
霊域に寄りつく女性を襲う。
霊域には近寄らないよう、幼い頃から教育されていた。
でも、行かずにはいられない。
アムの愛した彼が、アムを愛した彼が、色情魔に憑かれた、と噂になっているのだから………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-29 22:56:07
18317文字
会話率:18%
記憶を無くした少年、桜葉空の脳裏にはいつも少女が現れる。
彼女は天使のようで、しかし時に悪魔の片鱗すら見せる―
「僕は誰なんだ?」
そう毎日問いかけても答えは出ない。
そんなある日、彼の運命を動かす出来事がー
最終更新:2012-02-04 11:59:25
11866文字
会話率:26%
人間はなんて脆い生き物なんだろう。
俺の脳裏に浮かんだ言葉だ。
ある日ひょんな事から起きた出来事で俺はどうしようもない感情の渦に巻きこまれた。
最終更新:2011-12-30 23:43:02
752文字
会話率:4%
『闇夜の海には、明かりが灯るよ。愛しい人を捜す、明かりが灯る』
淘汰の住む町にはそんな昔話があった。
淘汰は向かう。
闇夜の海に、あかりを灯すために。
幼い日に交わした、何気ない約束を果たすために。
それは大切な友達を救う、ただ
一筋の希望。
淘汰は闇夜に沈んだ海を見つめた。何も見えない暗闇がどこまでも続く。
脳裏にあの時のことが鮮明に思い出された。
親友は、この波音と共に、この暗闇の向こうに消えてしまった。
この暗闇の向こうに巽はいる。
淘汰は見えないその闇の向こうを見つめる。
「絶対に灯してみせる!」
そう叫んだ、幼かった自分のあの日の誓い。
それを、果たすために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-20 00:00:00
33973文字
会話率:26%
政府によって地図からも抹消されたエリア
エリア9
そこで、あった真実を求める二人の人間
その二人の過去にあった悲惨な事件。
そして主人公佐久保陽一の脳裏によみがえる、いくつもの記憶
その記憶につながるたった一つの真実とは?
最終更新:2011-08-02 15:33:59
4226文字
会話率:26%
脳裏に残る断片的な生と死。
最終更新:2011-01-28 17:11:30
233文字
会話率:0%
人生に疲れてしまった少女、佐藤 絵里は飛び降りるために廃ビルの淵に立っていた。
絵里の脳裏には形式上の夫婦と誰もいない学校が思い浮かぶ。
意を決して飛び降りようとした矢先に現れた横槍。
ハニ―ブラウンを靡かせる美少年、奏はイタズラな笑みを浮
かべて口を開いた。
――ねぇ、俺に買われてみない?
複数話完結形式で色々な女性の人生とその人生に関わる少年の人生を書き綴ります。
恋って何?
愛って何?
sexって何?
多くの人が一生に一度は思う疑問、それを人の人生を借りながら追及していこうと思います。
なおこの小説に出てくる企業・学校・公共団体・地名・人物などは全て架空のものであり、上記の名前が被っていたとしてもまったく関係がないことをここに表記します。
またこの小説には未成年の飲酒・喫煙・性交などを描く場合がありますが、それはあくまで小説上の出来事であり、未成年の飲酒・喫煙・性交を助長・賛同・擁護するものではないことをここに表記します。
次いでこの小説にはR15相当の性的表現(ディープキス・愛撫等)が文章ちゅうございますのでここに表記いたします。
十五歳未満の方・性的描写を好まない方はご閲覧をお控えください。
では以上のことを心中に置いた上で奇妙奇天烈・傾道・邪道・悪道・奇異をこよなく愛する藍雨 和音の駄文をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-05 00:00:00
1660文字
会話率:6%
老婆は語る。
夫の「手紙」を幼い子どもたちに手渡しながら。
脳裏から消しさった事実。記憶をなくしてもなお、抱きつづけた思慕の情。
最終更新:2010-10-15 00:56:19
241文字
会話率:34%
妻沼滑空場を目指すセスナ機は、利根川上空で雨雲に囲まれて、河川敷近くのとある滑走路に緊急着陸した。操縦していた浜野は小さな待合室で、懐かしい飛行機旧友たちと偶然に再会した。いろいろ語りたかったが、着陸操作に神経が昂進しており、気が落ち着くま
で間を取るつもりであった。そのうち眠気に教われ、2,3分後ふと目覚めると辺りは明るくなっていた。しかしそこからはあの旧友たちは出発していた。浜野は自己の脳裏で彼らの跡を追った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-12 01:35:09
9649文字
会話率:0%
人間は過去の記憶は次第に脳裏から抹消してしまう。まして良心の呵責があれば
最終更新:2010-08-22 22:23:03
5185文字
会話率:37%
聞こえぬはずの獣の嘶きに苛まれる少女。
心も体も浸食され、日常すらも失われようとした時、少女は一人の少年に出会う。
果たして少年は何者なのか。そして脳裏に木霊する獣の声は何なのか。
何も分からないままに、少女は日常の外側へ足を踏み入れる―
―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-09 22:19:46
1768文字
会話率:26%
■【ホラー/短編】■「もしもし。心霊専門業務、ヒロカワです」――残虐だった押し入り強盗殺人事件。記憶にも残る新しい事件が、ヒロカワの脳裏に呼び起こされていた。赤いものに子どもが異常だと訴える主婦のヘルプ連絡のため、ヒロカワが訪れた先に待って
いたものとは◇『夏のホラー2010~百鬼集帖~』企画参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
7657文字
会話率:40%
蒸し暑い夏の夜、そんなときには不思議な夢を見ることがあります。
それは現実だったのか、それとも本当に夢だったのか…。
どちらともつかない狭間で、ただ脳裏に残った記憶だけが現実として蘇ることが。
最終更新:2010-07-08 15:07:58
776文字
会話率:0%
何処か影のある高校生宇木友和は、冬のある夜の公園で空に浮かぶ一人の少女と出会う。
翌日、鮮烈な印象(主にパンティー)を残した少女の面影が友和の脳裏にちらつく中、ホームルームの時に美少女の転校生が現れる。
彼女の名は、館林さや。
彼女こそ、友
和が昨夜の公園の上空で出会った『夜空を泳ぐ者』であった。
王道ボーイミーツガールですが、パンチラが出会いなんて女の子的に許されるんでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-11 10:31:17
97461文字
会話率:30%
『帰ったら一番に母さんへ言うんだ』
喉はカラカラに渇いている。言葉が出ない。少年の顔と声が脳裏で回る。
『ただいまって』
最終更新:2010-04-04 08:29:01
2566文字
会話率:33%
その日、あるものを受け取りに行くため、
電車を乗り継いで遠い街までやってきた男。
車窓を眺めながら彼の脳裏をよぎるもの、
思い出す、気持ち。
最終更新:2010-02-26 19:42:38
4019文字
会話率:11%
脳裏に再現する夢は、思いも寄らない行為をしてさまよい続ける自分だった。夢の中で冷たくなっていた彼。あれが予知夢でないとすれば、その意味するところは?私に何を思い知れというのだろう。かわいそうな女の身の上話を聞くたびに、あの夢が思い出される。
最終更新:2010-02-10 15:22:09
6329文字
会話率:18%