架空世界イディンでの物語
長編の本編「ラスタバン王の給仕」の番外編。ラスタバン王国第二王女エリダナ・チェローミア姫を巡るイディンの四季。
●番外編1「エリダナ・チェローミア姫の陰謀」
長い長い名前に悩む姫が、日ごろ恨み重なる給仕長を謀殺
せんと画策。さて、その顛末は?
ハロウィンがない世界で、「カボチャ、『悪戯かお菓子』、狼男」での三題噺。
●番外編2「ヤマネの夢」
イディンの年の瀬。王宮裏の林で姫が拾ったのは果たして何か?
歳末助け合いの話。
●番外編3「新年拝」
イディンでも歳替わりは重要な節目。欠く事の出来ない行事「新年拝」に思わぬ障害が。
年初め、来福のおめでたい話。
(初出:2010/10GREEサイト内コミュ電メ名義より転載・2011/10エブリスタ・ヒラK名同)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-19 17:01:24
45450文字
会話率:34%
第二王女ミシェルは、明るく華やかな姉の第一王女レベッカとは違い、人前に出ようとせず、舞踏会の日にはいつも一日中書庫にこもりきりの読書少女。
そんな中、姉の婚約者である和葉国第一王子、超美形で有名の零がミシェルの前に現れる。
最初は全く関心も
示さなかったミシェルだが、妙に気が合い、二人は国王である父や姉のレベッカの目を盗んで会うようになる。
そのうち互いに向ける想いが違う方向へ行くのにも気がつかないで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-01 21:50:25
25200文字
会話率:29%
ノイゼス大陸の最も小さく弱い国、ラヴィーナ。そのラヴィーナの第二王女カレナは、大陸一の軍事大国ブルグミュラーに輿入れが決まる。政略結婚であるこの婚姻に、カレナは不安を隠しきれなかった。なぜなら、相手は存在自体を疑われているほど表舞台に姿を現
すことない謎に包まれた王子だったからだ。カレナは無事に婚姻の儀当日を迎えることが出来るのか。婚姻相手であるフランツを愛するようになるのだろうか。――――王族同士の政略結婚を主題にする恋愛ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-18 00:30:59
201956文字
会話率:35%