人と魔物と魔女が共存する世界。東のはての魔物の森に、恐ろしい夜風の魔女が突然やってくる。森の領主の子である心優しき青年は、魔女を諫めようとするが魔女の怒りを買い、その身に死の花の種を植え付けられてしまう。青年を助ける方法はただ一つ。それは、
西の果てに住む花の魔女の陽の花園に咲く花を、青年を心から愛する者が咲かせること。人工的に作られた領主の侍女である怪物は、青年を助けるために領主の従者と共に、西の果てへと旅だつ。心を持たずして生まれた怪物に、果たして青年を救えるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-01 17:26:54
11501文字
会話率:20%
彼女の住む町には、とても大きな切り株がありました。かつて、宇宙まで伸びていたと伝えられるその木の本当の役割を、彼女はまだ何も知りませんでした。
最終更新:2009-04-29 16:28:25
7719文字
会話率:41%
主人公を放課後の体育館裏に呼び出したのは、仲良くなった男はみな消えてしまうという“呪い”の噂のあるきれいな女の子だった。出会うべくして出会ったふたりは、自分たちの出会った意味を見つけようとする――手探りで、少しずつ。第3回世界で一番読みたい
小説グランプリ1次選考通過。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-31 18:32:15
125427文字
会話率:48%
人を好きになってそれが、世界の全てだった。君と僕は無敵だった。生きる事に色んな意味を教えてくれた『君』と情けない、バカで少し欠落した『僕』との甘かったり、痛かったりする話。
最終更新:2007-11-28 02:59:10
1261文字
会話率:4%
彼の中学校の卒業と同時に付き合い始めた二人。彼は甲子園という夢を追いかけ、彼女はそれを見守ってきた。今、彼の立つ甲子園に彼女の姿はない。幼くてへたくそな恋だったね。
最終更新:2007-06-24 01:24:06
9616文字
会話率:26%
思索をすると行き着ける思考の最果て。そこは無であり死であり自由だった。
最終更新:2006-08-07 19:56:24
872文字
会話率:10%
5年生になる男子生徒に必ずやってくる「真夏の度胸だめし大会」。草太もこの夏にとうとう、参加のキップを手にした。だがここである事件が起こってしまった。度胸試しなんてへでもない事件が、草太たちの目の前で起こったのだ。真夜中の線路に突如すがたを現
した蒸気機関車。果たしてその列車の行く先は?目的は?夜空を駆けめぐり少年たちは、なにを見つけ、なにを手にするのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-07-23 04:08:27
1497文字
会話率:32%