アルスは、王国の学院に通う十四歳の少年だ。騎士団長を勤める父を持ち、自分も騎士になる事を夢見ていた。アルスは叔父が守備隊長を勤めている“北の砦”への体験旅行に来ていた。そこへ、北の帝国の突然の侵攻が開始された。奇怪な妖魔達を味方に侵攻して来
たのだ。難攻不落と謳われた砦の陥落と、叔父の死。アルスは叔父から託された書簡を父の元に届ける為、従者のエイグと砦から脱出する。なんとか辿り着いた麓の村では必死の抵抗を続けていたが、奇怪な妖魔達の前になす術も無く蹂躙されようとしていた。迫り来る絶体絶命の窮地を、アルス達は乗り越えられるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-09-03 01:04:16
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会話率:17%
難病に侵された少女の前に現れた青い瞳の少年ククル。少女との交流の中、彼女の直向さと笑顔にククルの心は癒されてゆく。しかし、ククルが少女の前に現れた理由は……◆◆◆危篤《きとく》に陥った少女を前に、ククルが取った行動とは?
最終更新:2007-08-02 20:02:48
6258文字
会話率:42%