気がついたらそこは地獄でした。そっと触った頭には……角!?
なにやら憎悪で鬼になったらしい私は、閻魔様の命で獄卒として働くことに。
恐ろしい上司の元で楽しくも忙しい獄卒ライフがスタート。お仕事はもちろん亡者の拷問。時には血みどろになりながら
、立派な獄卒になるため日々精進していきます。
神様やら妖怪やら、歴史上の偉人までいろんな人が住む地獄に、あなたもぜひおいでください。笑いあり涙あり、ときには恋愛あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-05 18:50:47
219文字
会話率:0%
あの世の王、閻魔大王の部下となり、あの世とこの世を結ぶ「現世監査官」になった小野真知子(おのまちこ)の物語。
京都でグラフィックデザイナーとして働く真知子。
そんな彼女にある日突然不幸が訪れた。
大学時代から付き合っていた彼氏と大学
時代の友達がずっと真知子を欺いて付き合っていたのだが、あろうことかその二人が結婚することになって真知子はあっさりと捨てられてしまった。
彼氏と信じていた友達を同時に失い、途方に暮れていた真知子だが、不幸は更に重なる。
彼らの結婚報告の為の飲み会の帰りに怪しげな現象に巻き込まれ、ついに死を覚悟した真知子。
だが、颯爽と現れた爽やかイケメンに劇的に助けられた。
人生捨てたもんじゃないなと思っていたのも束の間、次はそのイケメンに何故か寺の古井戸に突き落とされた。
しかしその井戸は現世と地獄を繋ぐもので、千年前に閻魔大王の元で働いていた冥官で真知子の先祖である小野篁が現世と地獄の行き来の為に使っていた井戸だった。
真知子が生者にして地獄に足を踏み入ることを許された理由は小野篁と同じく閻魔大王の部下に選ばれた為であった。
地獄や死者に関することで閻魔大王が現世に赴く必要が生じた際に多忙な閻魔大王の代行役となる「現世監査官」の仕事にスカウトされた真知子は生活の安定の為にも監査官になることを決意し、真知子を井戸に突き落としたイケメンこと事務官の滝征将(たきゆきまさ)と地獄絡みの厄介事に挑んで行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-19 18:00:00
111893文字
会話率:41%
狂骨という妖怪を知っていますか?
井戸から現れ、凄まじい怨みを持っていること以外、具体的なことは語られていない、謎の多い妖怪です。
この御話の主人公は、その狂骨という妖怪に転生してしまった、自称・日本の平成時代における元中学生の御話
。異世界転生交流もの。
世界の名は《六幻》
五つの主要異界層とひとつの理が支配する幻想の世界。
地球儀の様に世界は丸く、多重世界層群で成り立っている。
各異界層に繋がる中央軸を貫き走るのは、妖怪列車、冥道エクスプレスのみ!
この世界群には時たま、『堕チビト』と呼ばれる異世界からの来訪者が堕ちてくる。
現実における我らが住まう『常世の国』でヒトリの妖怪が生まれた。
種族名を狂骨。自ら名付けた名を『骸(ムクロ)』。
彼は《六幻》に無自覚のまま、妖怪の堕チビトとして来訪する。
妖怪列車エクスプレスに導かれた狂骨骸は、妖怪たちが住む異界層《妖羅界》に住み、当面の生活費と夢を叶える軍資金を集める為、歴史上の偉人が経営する喫茶店でバイトをすることになる。
狂骨の見る夢は、噂に聞く『ミスカトニック大学』に単身、入学する事。
それにはまず、ガシャドクロ御姉様と人形師の魔女様が出す、弱肉強食妖羅界を生き残るための課題を片付けなくてはいけなくて……?
狂骨は無事、夢を見られるのか。それ以前に生き残れるのか。悪役側のお話。
※六幻世界の物語シリーズ第一弾。
お試し習作投稿。ホラー風味の和風ファンタジー。
作者スランプのため、出来次第気紛れ投稿という形の中編予定です。改稿もあります。なんでも許せる方だけ、ご賞味ください。宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-24 04:35:15
8905文字
会話率:10%
地球を襲った恐るべき未知の敵に対抗するため、アメリカの国防高等研究所に、世界中から天才たちが集められた。
グーグルXのビッグデータ解析専門家から、古代イースター島の未解読文字ロンゴロンゴの研究者、オンラインゲームのチャンピオンプレーヤーま
で。
わがまま変人ぞろいの天才たちは、失われた超古代文明のテクノロジーを復活させ、人類を全滅から救えるのか?
少年少女が二人一組で乗り込み、歴史上の偉人たちのDNAから再現された超古代兵器モアブレインが宇宙を翔ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-04 01:00:00
5403文字
会話率:31%
刀鍛冶の主人公、寛七郎。彼は「異形造りの寛七郎」と呼ばれてた。そんな彼と、そして刀を中心にして紡がれていく、彼を取り巻く人々のお話。
刀を使う者ではなく、刀を造る者のお話。さて、刀一本、その中にどれだけの物語が、そして想いが詰まっている
のか。
基本一話完結のオムニバス形式です。それと時代物ですが歴史上の偉人などは全くと言っていいほどに出てきません。刀ものとしても少々異質です。バトルシーンなどはほとんどありません。
ハーメルンにも投稿させていただいております。
第零章 刀鍛冶 寛七郎
俺の名前は寛七郎っていうんだ。俺は刀鍛冶だった。江戸の世に名を轟かせはしなかったがしかし、それでも知る人ぞ知る刀鍛冶だった。
師匠がいた。生まれてすぐ親に捨てられた俺を拾って世の中の生き方を教えてくれた人だ。そして、俺を刀鍛冶にしてくれた、感謝してもしきれないくらいの恩人だ。
そんな師匠の下から出て行くことを決意し、俺は江戸の町から少しだけ離れた名もない山の中腹あたりに刀鍛冶の工房を構えていた。
だがまあ構えていたといっても来客なんてほとんどなく、俺が好きで刀を打ち続けるだけのくたびれた工房だった。それでも金には困らなかった。参月に一度ほどの周期で町に下りて自分の打った刀を質屋に持って行くと、それなりの値で買い取ってくれた。それで半年くらいは食事に困ることはなかった。刀を打って、それを売って、たまの来客には望みの刀を作って買い取ってもらって。そんな人生を送った。刀鍛冶なら皆そんな感じの人生だろう。
そんなどこにでもいるような刀鍛冶の俺は多分もうすぐ死ぬ。だから、俺の今迄打ってきた刀の中で特に業物と謳われた刀。それにまつわる話を書き残そうと思う。
俺の汗水たらして作った刀たちの話だ。そしてそれにかかわりを持った人々の話だ。中には滑稽な話もあるだろう。もしかしたら何の面白みも感じられないような、その場にいた当の本人たちしかわからないような、そんな話ももしかしたらあるのかもしれない。だが、できるならば笑わずに読んでほしいと思う。
まずはどの話からしようか…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-26 22:53:17
46590文字
会話率:47%
主人公である見山英太は特殊な能力を生来持っていた。それは、幽霊を見ることだけでなく、触り、触られることもできるというものだった。
好奇心旺盛な霊たちに日常生活をいじり回されながらも何とか高校生として平凡な毎日を送っていた。
そんな時、急に「
人生家庭教師」と名乗る幽霊が英太の前に現れた。なんと、歴史上の偉人達にはこの「人生家庭教師」がいたことが多かったそうだ。
しかし、英太の人生家庭教師を務めることになった嵐山鉄治は生きていた頃、引き籠りでニートでオタクな、およそ人に物を教える立場に立つこともできないようなやつだった。
理不尽な運命を呪いつつ、嵐山を通して人生とは何たるかを次第に理解していく……わけもなく、いい年したダメ元・人間幽霊と騒ぐ毎日が続いていく。
果たして、英太の意中の彼女とは嵐山のおかげで進展があるのか。
そして、嵐山自身も覚えていない、彼の死の真相とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-24 00:26:31
7743文字
会話率:64%
高校2年生のサッカー部エース、片桐修平が突然迷い込んだ、過去でありながら歴史とは異なるおかしな世界。タカビーなお姫様に振りまわされ、イメージを崩壊させる歴史上の偉人変人に絡まれ、次々に垣間見える真実の歴史。それでもシュウは、めげずに家に帰る
方法を探す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-16 20:05:11
74733文字
会話率:59%