(ずっと、ずっと待っているから――――)
幼い頃から繰り返し見続ける夢。
毎日の殆どを小さな部屋に閉じ込められて過ごす真尋は隣の家の幼馴染み、愁夜に連れられ家を飛び出した。逃亡生活をしながら力を磨き、夢の声を追った・・・・・・。
そんな二人
が17歳になり、国立12星座学園へ入学する。蠍座、双子座それぞれの星の加護を受けながら物語はここから始まる――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-02 22:17:52
3282文字
会話率:27%
深更。既に山中が暗闇に包まれ静まり返っている。明かりが灯されている場所はごく限られた場所しかない。山全体に設けられた要害や屋敷の大方も例外ではない。
その例外の一つとも言うべき小さな部屋に、二人の男が詰めていた。小さな灯火の他には硯と紙
があるばかりの殺風景な部屋である。もっとも、この暗闇ではさしたる意味もないが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:21:47
14599文字
会話率:41%
大学進学のため、ミロスワフは格安の古アパートに引っ越した。
最小限の設備しかない、小さな部屋には窓が一つ。
が、掃除のためにミロスワフが窓を開けると、そこは同じようなもう一つの部屋が現れたのだった。
そこで、声をかけてきたのは自分そっくり
な男だった。
※自サイト「鳶の旋回軌道上」より転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-04 21:57:20
5431文字
会話率:45%
小さな部屋にいる少年は、
何を思うのでしょう。
最終更新:2011-03-22 00:55:56
253文字
会話率:0%
小さなうさぎはいつも一人ぼっちでした。うさぎは小さな部屋に閉じこめられて、外には出してもらえません。小さなうさぎは決まった時間にご飯をもらえます。にんじんやキャベツなど色々な物を与えてもらえます。でもうさぎは一人ぼっちでした。仲間ではない
けれど怖い存在はいました。鋭い爪とくちばしでいつも首を振って威嚇するように鳴いているのです。ご飯を食べているとときおり邪魔してくるので、うさぎは怖くて仕方ありません。ずいぶん後にそれが“にわとり”という名前だとうさぎは知ったのでした。
「にわとりなんて居なくなればいいのに……」
うさぎは怖くて邪魔なにわとりがいなくなれば良いと考えました。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-12-29 00:17:35
1722文字
会話率:20%