よそ見していたら事故にあった『私』は、数日間病院に入院することになった。
でも、その事故の拍子に、『私』は人の寿命が見え、自分の寿命を相手に渡す能力を手にいれてしまう。
「自分の寿命が削られるのは嫌!」と、誰にも渡さないことを決意したが
ーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-05 19:58:17
3619文字
会話率:24%
ーーーペカド区ーーー
今日は1ヶ月に1度ある冒険者になるための試験がクルス区の冒険者の塔の前で行われる日、なのだがーーー。
「ヤバイヤバイヤバイ。遅刻だ!」
軽い武装を施したオルクス・アルデバラン(orcus・aldebaran)はペ
カド区の大通りを軽快に駆け抜けていた。
グレムリンを横切り、ウォーウォルフを追い抜き、エルフに目を奪われる。
そう、ここは多様な種族が存在する世界。
そしてその者たちは皆、それぞれの夢を抱いて天国と地獄に伸びると言われる冒険者の塔へと向かう。
オルクスもその一人である。
よそ見が過ぎたオルクスは曲がり角のところで少女にぶつかった。
「……うわっ……!」
「きゃっ!」
互いに尻餅をついたが、オルクスは弾かれたように立ち上がった。
「ごめんなさい。先を急いでいるもので」
相手に言葉を発する余裕も与えずにオルクスは一礼して走り去った。
「フンッ! 失礼な小僧ね。覚えてなさいよ!」
やがて転けた少女も立ち上がりオルクスと同じ方向へと走っていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 21:10:51
2081文字
会話率:50%
あいつと出とはずのは高校2年なったばかりの頃
帰り道いつも何一つ変わらない道を私はただ歩いていた。
周りには満開の桜通。私はついうとれながらも歩いていた。しかし、その瞬間よそ見をしていた私は見事に転んでしまった。
膝からは大量の血。焦りなが
らもカバンから絆創膏を探すが見つからない。不運なことに私は忘れてきたみたいだ。
何もできない私が途方に暮れてると
『なんかあったの?』
『ふぇ!』
と私はびっくりして声を漏らしてしまった
声をかけてきたのは同じ高校の先輩らしい人物で緩いスラックスの様に制服を着こなしてる一人の男の子だった。
『怪我……したの?』
と男の子が聞いてきたので私はコクりと頷いた
『足見せてごらんよ』
私はためらいつつもその男の子に足を向けた。
男の子は自分のカバンをゴソゴソとあさり何かを見つけたのかニッコリと笑って封の空いていないミネラルウォーターをトクトクかけて絆創膏を貼ってくれた。
『もう大丈夫だよ。』と男の子がにっこり笑いつつ言ってくれたので
『あ、ありがとうございます………』
と私は小声で言って恥ずかしさのあまり逃げさってしまった。
これが私と夏太の出会いだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-02 19:55:09
212文字
会話率:64%
大橋の周りは見届け役の兵に見物人で黒山の人だかりとなっていた。橋の両側にはそれぞれ『常陸国江戸崎住人 一羽流 日本無双の士 岩間小熊』だの『愛宕太郎坊大天狗直伝 微塵流 天下無双兵法家 根岸兎角』だのと大書された幟がはためいている。
そ
の幟を背にし、木刀を手に向かい合う二人の兵法家あり。眼光鋭く山伏の如き総髪の大男は随分と羽振りがよいのか上質な衣服を纏い、その顔は艶で光っている。対する男はそれと真逆で、頬は痩せこけ無精髭は色濃く衣服は薄汚い襤褸も同然、およそ見栄えのしない色黒の小男だった。だがその双眸から放たれる凄まじい眼光は武芸の心得なき者や心弱き者が直視するに堪えぬほど恐ろしい迫力がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:29:04
9429文字
会話率:38%
私は誓ってよそ見していたわけじゃない。
いつも通り学校の図書館に寄った帰りに近くのケーキ屋さんで1個110円のリーフパイを買って今日借りた本を読みながら細道から大通りに入る所で読んでいた本を入れて歩き出して―――――――――そしてバイクに撥
ねられました。
そんな感じで始まる恋?
いえ、恋らしき(・・・)モノです。
更新停滞
7/6 100,000PV突破★
何だが恥ずかしいですね・・・。
ちなみに文才はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-26 16:00:00
12969文字
会話率:14%
結婚して10年。子供たちを連れて妻のバレーボールを見に行った。
最終更新:2010-12-10 17:53:29
200文字
会話率:22%