遠い未来。
人が神の領域に足を踏み入れた時代、異世界を渡るゲーム『ザ・ワールド』に、『光のサイコ野郎』の蔑称で知られるとあるプレイヤーがいた。彼はわざわざ聖なる光魔法を使って、残虐非道なプレイスタイルを取ることで有名だった。また、敵対したプ
レイヤーが皆不幸になることでも……。
仲間のログイン頻度が激減し暇を持て余した彼は、新たにソロプレイの道を開拓する。それも今まで無視してきた、NPC(異世界人)たちとの交流を目的とした、ロールプレイだ。
ゲームと現実。愛と狂気。互いを貪るようにして――この日、世界の侵食は始まった。
●作品ジャンルはゲーム×異世界物です。
※この作品にはグロテスクな描写、残酷なシーン、差別的な表現などが含まれます。
※不定期更新です。
※たまに挿絵があります。
初執筆作品です。よろしくお願いします。
作者が手探り状態なので頻繁に修正が入ります。ご容赦下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 00:00:00
1148355文字
会話率:28%
時は1917年、大正6年。
ちょっとだけ裕福でただ“未来が視えるだけ”の一介の女学生、弓月はある時探偵業を営む妖怪、カイに出会う。
少女は、自分の知らない“現実”を、青年は誰も分かりえない“未来”を追求するために
二人は今日も小さな事件に挑
み続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-09 23:45:45
281文字
会話率:0%
ーー世界が無数にあるとして、自分は“ハッピーエンドを迎える自分”なのか。ーー
ifを視る、そして行く力を持つ主人公が、異世界へ跳ぶ。
そしてまた現実世界へ戻り…手に入れた力で誰かを守り、誰かを殺す。
それを繰り返していく中で、主人公は何を
思いどう進んでいくのか。
現れた世界の意思や、ついてきてしまった異世界の住人。
能力紛いの力を手に入れることと引き換えに心を亡くした人達と、新たに出会った現実世界の能力者達。
それら“現実”とのif、別のエンディングもまた、無限に広がる世界には存在する。
無限に在る世界、そして無数にいる“主人公”を視る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-12 17:55:05
121542文字
会話率:34%
現実主義者は世界を疑った。
現実、奇跡もなければ魔法なんて存在しない。
私は宮廷魔術師の愛娘、ノエル・ローズマリー。
表向きは第一王子の誕生パーティー、しかし本当の目的は“眠りの宵”を祓うための舞姫の選定の日、濡れ衣を着せられ投獄された。
急に“現実”を思い出した私はまともな言い訳もできず逃げ出すしかなかった。
まさか、“世界”が夢物語だったなんて!!
これは、現実主義者が愛と友情と奇跡を知る話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-07 13:10:30
3117文字
会話率:13%
謎の連続失踪事件…、追われる騎士…
暗中模索する各国の指導者…、復活に掛ける名貴族…
亡国の危機に立ち向かう幼き王女…、一騎当千の兵たち…
人類滅亡を知った女子高生…
パズルが組みあがる時、みえてきた真実とは?世界の存亡を掛けた戦い
の行方は?
ゲーム大好き、彼氏募集中の 愛子は高校二年生。礼儀と節度を重んじる学校の夏合宿に参加する。
その合宿中に偶然、パソコン教室にあったダブレットからゲームアプリを発見する。愛子は“娯楽のない合宿生活”のため其のゲームに夢中になってしまう。
アプリの名前は『アトランティス』。
大陸を統一するゲームなのだが、じつは其処で起こっていることは“現実”だった。
■週一のペースで次話公開(予定)しています。
■毎週木曜日更新予定(12月17日より)。
※重複投稿をしています。
http://atlantis.pink/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-25 13:00:00
56257文字
会話率:20%
『
かの教典は天から舞い降りた者の存在を仄めかしている。
けれども、世界はそのような生物達はいなかったと嘯く。
ある編纂物は魔に取り込まれた者の恐怖を描いている。
けれども、世界はそのような事実はなかったと白を切る。
彼の者達は記録
の中にしか残らず、さらに困ったことにその記録すら物語めいてしまった。現実ではなく、全ては空想の産物であると僕達人間は結論してしまったのだ。
だが、“魔導人形”と総称される非人間達は違う。
彼らは“現実”だ。彼らは僕達と同じ世界に存在している幻想じみた存在だ。
彼らは“空想”ではない。現に彼らは兵器として数多の戦場を駆け抜け、皇国に勝利をもたらしている。
彼らは魔石という核で動いて、一人ひとりが(一体一体が、と呼ぶべきかもしれない)恐ろしい程に強い。そしてまるで人間のように複雑な感情を見せる、らしい。
僕達が魔導人形について知っていることなど、たったこのぐらいなのである。
僕は知りたい。魔導人形の謎についてはもちろん、世界の変遷や有史以前のことなども。
世界の明瞭な輪郭を描きたく思ったのだ。僕という一学者が出来うる限りの行動でもって、あらん限りの世界に対する知識欲を満たしたくなったのだ。
“世界を知る”
それが僕の夢。
叶えるためには世界を見て回る必要がある。だから僕は都を出た。
そして、出会ったのだ。
鉄の棒に隷属する、一体(一人の、という表現がより適しているかもしれない)の魔導人形に――
』
ある学者の手記より抜粋
※この学者は脇役です
6/3 あらすじを変更いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-26 17:57:13
83572文字
会話率:31%