農民の一郎に近づく不可思議な女、おりゅう。やがて二人は合い惚れとなるが、悲劇が待ち受けていた。
最終更新:2009-12-10 19:09:21
3368文字
会話率:26%
侵略者の圧政を打ち崩すべく立ち上がるインカの末裔たち。その中心に立つのは、深き人間愛と麗しき風貌を備えたインカ皇帝末裔トゥパク・アマル。そして、彼の意志を継ぐ若き将アンドレス。そんなアンドレスを密かに慕い続ける農民の少女コイユール。インカの
復権を賭けた壮絶な反乱を縦軸に、悲恋、友情、主従愛、裏切り…――それら多彩な人間模様を横軸に織りなす、風と葦笛の運ぶ物語。長編歴史ロマン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-01 20:42:39
315472文字
会話率:14%
貧しい農民の子・太一は、幼馴染みの綾乃を連れ去ろうとする都の貴族に殺されかけたところを、虚無僧に助けられ、古びた系図を与えられる。太一は、系図の人物になりすまし、高貴な身分を得ていく。やがて太一は綾乃と再会するが、その時、そこにいるのは太一
ではなく系図の中の人物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-09-16 22:30:37
22638文字
会話率:32%
その昔、魔法民族であるコルサ族と農民族であるウェド族は憎しみあっていた。――コルサが魔術でウェドの民を呪い殺した――そんな噂から争いは始まり、ついにコルサはウェドを迫害。その生き残りであるシェスカはコルサの優しい民によって育てられ、やがてコ
ルサ族のトールと恋に落ちる。しかし、トールの父ジュドーは、我が子に対する間違った愛情から、彼らの仲を引き裂こうとするのだった。そんな父を憎むトールの姉、ユーリ。彼女は父の呪いを受けた弟に悲痛な叫びをあげた。「トール!それはあなたの恋人なのよ!」生まれを違えた者たちの、悲しい愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-06 14:16:39
14938文字
会話率:39%