畜生 小説家になろう　作者検索

　おや、また一人、人間がやってきたようだ。 　どうだ、ひとつ話を訊いていかないか。 　ご覧の通り、俺は――

ちょっちグロイかもしれないので、R-15にしておきます。

都会のまんなからへん、東京ドーム２～３個分の敷地内にある私立高等学園。ここは金髪変態紳士な王子やお硬いツンデレ眼鏡、鬼畜生徒会長に泣虫会計など、個性あふれすぎな男子が集う男子校！そんな学園にまぁ平凡な男子、庭吉が転入してきて…？

領主の子、レヴィルは暗い森の中で不思議な少女、アネモネと出会う。 アネモネは耕作の民だった。 【馬や羊のように武力をもってせねば。言葉は通じまい。奴らは人にあらず畜生なのだから】＿＿＿レヴィルの脳裏に聖書の一節がよぎる。 アネモネには恥ずかしくて誰にもいえない夢があった。 許されるのなら……この広い森の先に見える景色を。折りたたむ>>続きをよむ

目が覚めると、俺は真っ白い部屋に倒れていた。俺が誰かも覚えていないが。このいかれた施設を見れば問題発生中ってのはわかる。おまけに気がおかしくなった連中も俺に遅い掛かってきやがる始末だ。どうなっちまってんだ畜生。

なんて、あっけない死に様だこと。そこには、俺の血で真っ赤に染まった、つぶれて、ひしゃげて、曲がった、蚊が、いたのだった。何気なく殺した蚊。しかしそこには、生前の業に翻弄される、元・人間の少年の、悲しき罪があったのだった。

街が化け物だらけに？てか俺のバイク取りにいかな…あー…面倒臭ぇ…あー！面倒臭え！こんなにしやがった奴は誰じゃい！きたんきたんのボッコボコにしたえやる…噛んだじゃねぇか畜生めい！

二年七組は今日もかしまし！畜生どもと本気で戦争やらかします！！一話完結です。