中学時代。友達が出来なかった綾乃花は、新たな環境なら何か変わるかもしれない。と期待を抱き、地元を離れ東京の高校へ行くのだが……
そこに待ち受けていたのは厳しい現実だった。
最終更新:2010-04-20 05:06:23
4948文字
会話率:43%
作家志望の、赤森 小百合は、小説がかくのが大好きな高校一年生。お菓子を食べるのよりも、漫画を読むよりもとにかく小説が大好き。そんな彼女が図書館で、自分の大好きな本を探していると、本棚のおくの方から一冊の古びた茶色の本が発見される。それは、『
本の世界の人間を、現実の世界に連れてきてしまう』というとんでもない本だった。
次々と現れる、小説の中の主人公達。そしてそれに敵対する悪役までもが、現実の世界にやって来て!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-18 23:06:46
204文字
会話率:0%
人と接するのが苦手な憂。
一匹狼で有名な彼女にある日、夢で何度も見ていた不思議な容姿の青年が現実となって目の前に現れる。
アオと名乗った彼は「時間がない」と無理矢理彼女を不思議な世界に連れ出した。
昔の日本と中国を取り混ぜたような世界。
神が人に使え、妖が夜の町を歩く。
右も左も分からない世界で、憂は東方蒼神師という役目に付けさせられる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-18 18:41:27
8706文字
会話率:18%
俺は探偵の助手――杉谷椰爽。探偵、山崎裕麻は俺を翻弄する。彼女の残酷な過去とそれに関わる人々の渦に俺を巻き込んで。そして俺たちは過去の人物との最終決戦に臨む。俺は彼女を助けたい――だから。
最終更新:2010-04-17 23:33:18
15474文字
会話率:43%
少年は殻を持っていた。ここで言う殻を、心の壁とか、他人との境界線と置き換えても差し支えはない。殻と言うものは、少なからず皆持っているものだが、少年の持つ殻は他人のものよりはるかに高く、堅かった。
その殻は、肉体的で、精神的で、現実で、幻
想だった。殻は少年に向けられたあらゆる作用を遮断し、彼の考えをその身を震わさん程反響させた。そうして、少年は、あくまで他の人にとってはと言う事だが、特異な人間になった。
夏のある暑い日。財布、携帯電話、MDウォークマン、少し迷ってから果物ナイフをポケットに入れ、少年は家を出た。本当の母親に会うために。太陽が少年の姿を照らし、風が少年の影を揺らした。少年にとっては、太陽が無邪気を演じ、風が無関心を装っているように感じられた。まるで道化師のようだな、と少年は思った。いずれ、笑いながら僕達を傷つけて来るかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-16 11:01:57
9728文字
会話率:21%
「死ぬってどういう事だと思う?」と彼女は言った。
僕は驚いて彼女を見つめた。彼女は真っ直ぐ僕の瞳を見ていた。彼女の瞳は非現実的な程澄んでいた。彼女の瞳を通して、彼女の内面の世界が覗けるような気がするほどだった。でもそれと同時に、彼女が僕
からとても遠くの場所に在るのだという事が分かった。まるで空の上から見つめられているような気がした。
「さあ、わからないな。僕は死んだことがないからね」と言って僕は笑おうとしたが、上手く笑えなかった。
彼女はまだ僕の瞳を見つめていた。まるで僕の中にある答えを見つけ出そうとするように。
「死ぬってことがどういう事かは分からない。でも死後の世界なら分かるっていうか、想像がつく」と僕は言った。
「死後の世界?」と彼女は繰り返した。それは詩の一編のように静かに響いた。
「そう。死んだ人が行く世界は、この世界と全く同じだと思うんだ。パラレルワールドみたいにね」
「全く同じなの?」
「いや、一つだけ違う所がある。じゃないと自分が死んだ事が分からないからね。違う所は一つだけ」と言って僕は指を一本立てた。
彼女は僕の指を珍しいものでも見るかのように、見つめていた。
「自分の愛した人がいないんだ。自分が一番いて欲しい人がその世界にはいない。つまり、死んだ人も、残された人もいる世界は同じなんだ。まあ、これは相思相愛の場合だけだけどね」
僕は話が終わった事を示すためにお酒を飲んだ。
彼女は何かを確認するかのように、ゆっくりと頷いた。僕の言った事について、何か考えているようだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-16 10:59:16
11859文字
会話率:21%
特別なことも無く、ドラマとも縁がない。
普通の日々を過ごす女子高生が、自分の行きたい世界と、現実の世界の間で葛藤し、何時しかその境目が分からなくなる。
次第に世界は反転し、自分が誰かも分からなくなる・・・
最終更新:2010-04-14 18:11:56
807文字
会話率:21%
三月も終わりに近い日のこと。相模陽介は家族と一緒にお花見のために遠出していた。彼に襲いかかってきたのは、耳鳴りのような高音と両親との別れだった。その日から彼は特殊な力に目覚め、現実と似て異なる場所へと誘われることとなった。そこで出会う人々、
彼らと共にこの世界の秘密を探ることになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-14 08:33:47
4167文字
会話率:37%
詩、というには未熟で
言葉、というのは味気ない。
最終更新:2010-04-14 00:52:13
260文字
会話率:0%
幼馴染3人、英二・涼太・和美の写り変わる恋心や友情・・・
そして、すれ違ってしまい複雑に絡み合った3人の関係・・・
成長するに連れて、考え方の変化や感情の変化によって、より複雑になっていく3人の関係・・・
幼馴染3人が、互いの存在に気
付いて、関係がどう変わって行くのか・・・
現実にありそうで、ただ・・第3者的目線だといつしか忘れられてしまう様な3角関係を、当事者目線で描いた恋愛小説です・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-12 03:49:44
10844文字
会話率:28%
今の若者は、現実と空想の区別もつかず、
リアルの世界でとてつもない犯罪を犯す人が増えている。
犯罪を、ゲームだと思っている人が増えている。
そんな彼らの心境は、どうなっているのか・・・・・・・。
え?いやいや、こんな暗い話ではありません
よ?
こんな真面目ではありませんよ!?
とにかく!今増加している中2病にかかっている人たちの言動を、徹底的に解説(?)していきましょう!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-10 09:44:40
5925文字
会話率:45%
久しい友人、
かつての因縁、
謎の組織心審会、
極秘の計画、
悪魔、アモン・デュール、
剥奪されたL、
そして、麻倉 慶都が身に秘める力……
時は現代、場所は荒霊市、
我々の現実とは違うどこかズレたその世界で麻倉慶都は人類救援の使徒とな
るか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-09 15:20:40
5817文字
会話率:18%
声優になる為に東京に上京することになるが、不動産会社からの突然の電話で上京ができなくなる。仕方なく上京を諦め、バイト生活が始まる。
最終更新:2010-04-09 01:05:55
1285文字
会話率:0%
解ってはいるのに別れられない切ない想い、そして最期に別れなければならないのに受け入れられない想い。誰にでもあるしがらみ、孤独。「生きる事は難しいだろうか」人生の選択と恋愛に葛藤するストーリー。第二部。
生還した司に待っていたのは、過去に封印
した筈の従者、突きつけられた告知と現実。それぞれが苦悩する中で、どう立ち向かって行くのだろうか。そして、常に問いかけていた「ジュリエットは微笑ったか?」この本当の答は見付かるのだろうか。
冒険カテゴリー・「サバイバル」で、True Lakeで二人が見た真実が明らかになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-07 22:50:03
365466文字
会話率:36%
『ルールは簡単。銃火器OK、爆弾OK、とにかく一定数になるまで生き残れば勝ち』
光の届かぬ不思議な世界。連れて来られた少年、浩介。
現実に自分の存在の意義を見いだせなくなった少年は、奇妙な少女に手を引かれ、ともに勝利を目指す。
最終更新:2010-04-07 00:53:08
4138文字
会話率:45%
平凡な日常。普通の世界。退屈な日々。くだらない思い出。
俺はそんな普通の世界が好きだった。
非日常的な世界なんて嫌だ。少なくとも現実の物理理論を変える存在なんていらない。
そんな風に俺は思っていた。
そう考えるようになったのはなぜだろうか。
人々は普通ではない世界に憧れ、他人とは違う何かを掴みたいと、そう思っている。
俺の心の闇に潜んだ黒色はまだ、俺を邪魔するつもりなのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-06 16:45:24
359文字
会話率:0%
数奇な運命に翻弄される乃村家の三人。虚構と現実が交錯する不整合な三つの世界。三者の接点である乙ヶ部という男。そして、災禍の中心に存在するミモザの木。
最終更新:2010-04-05 13:49:55
25196文字
会話率:21%
少女マンガのようなできごとに憧れて高校に入学した青山海李。
自分のことを一目惚れして告ってくる男子、部活の試合で運命の出会い……。
でも高校生活はそんなに甘くはなかった……。
そう落ち込んでいた矢先、幼馴染の家に行く途中、錦織空雅に出会う
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-03 18:39:44
3619文字
会話率:41%
これはデイトレダーが主人公の話です。過去の貧しかった境遇をバネにそこから這い上がろうともがいた結果、主人公は数億を稼ぐまでのトレーダーに成長します。その大金で酒、女などに手を染める豪遊の果て、彼は「末期のすい臓がん」と宣告され、余命幾ばく
という危機を迎えます。そんな中、子供の頃に行き来していた在日韓国人のキリスト教の教会で知り合った初恋の女性と再会。そこで自分の人生を振り返り、また新たな命を模索し葛藤します。
また、この話は4部構成で幻想である夢と現実が入り交じる独特の雰囲気作りを意識しました。特に夢の部分は非現実的で少しSF的な要素を絡めました。さらにエンディングでは疾走感を一気に高め、ぐっと涙を誘う感動のラストで読者を引きつけさせようとがんばったつもりです。その意図が巧くいったのか、数人の知人に読んでもらった感想で、共通してラストで涙がこぼれそうにったとか、正直に泣いたと言っていただけました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-03 01:02:52
28103文字
会話率:4%
この世のありとあらゆる技術が集約する学園、百科教乱技術学園。そこにある、とあるキャンパスは、世界の例外や、異常性、特異性を持った生徒が集まっている。主人公である赤水いつむは、ファンタジー非現実に巻き込まれながら、どうしようもない毎日を送って
いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-02 09:25:02
12062文字
会話率:42%
愛しの男が某所から帰ってきて、やっと?始まった新婚生活。 なのに新妻さんには一つの「分からないこと」がありまして……
※現実的なお話ではありません。 しかも本編との繋がりもありません。 ただただ愛する男の為ならば運命にも逆らったライマの
紡ぎ出した別の未来の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-01 08:44:55
22089文字
会話率:47%