木偶の坊と呼ばれ、虐げられていたひとりの少年がいた。
奴隷商で売られていた幼い彼は魔族の魔術師タオーネと出会い、その運命は大きく変わった。
ドニと名付けられた少年はタオーネと共に平和なバナーレ村で暮らし始める。
生まれて初めての友達。
強
くなりたいと想う気持ち。
優しい人たちに囲まれて、ドニは少しずつ考え始める。
家族って、何だろう。
タオーネと家族になることができたのなら……。
そうして、手探りで始まったふたりの生活は、やっと形になろうとしていた。
家族という、ひとつの形に。
だが、その平穏も突然崩れ去ることになる。
魔物の大群。盗賊の襲来。そして、差別主義者の王国騎士。
目の前に立ちはだかったあまりにも大きな壁に、魔族であるタオーネはドニのもとを去ることとなってしまったのだ。
手に入れたはずの居場所を失ったドニは、決意する。
もう一度、あの優しい魔術師に会って今度こそ伝えよう。
家族になってもいいですか、と。
これは、ふたりが家族になるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-26 00:00:00
433261文字
会話率:21%
差別意識が原因で起こったあるテロ事件。その事件の舞台となったホテルは、著しく評判を落としていた。そんなホテルを救おうと、差別主義者達がパーティを開いたのだが……
最終更新:2017-11-25 12:24:34
2568文字
会話率:22%
マカレトシア王国のランカ山賊団の山賊認定が解除されようかという頃、マカレトシア王国では、魔法使いの差別撤廃が進んでいた。セルフリッジは、その為の策を様々に巡らせていたのだが、魔法使い差別主義者達もそれに対抗してきていて簡単にはいきそうにな
い。そして、そんな折、ランカ・ライカとセルフリッジの恋人の魔女、アンナ・アンリが失踪をしてしまうのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-18 12:36:08
223402文字
会話率:40%
倫理観は崩壊した。
超能力者という存在によって。
もしくは、防醒チョーカーという超能力封印用のアクセサリーによって。
永遠に外すことが出来ないその首輪を着用した者は理不尽な迫害のターゲットとなり、今にも内戦が起こってしまいそう
なほどに社会は混沌の渦中にあった。
『質問への回答を強制する力』
条件を満たすことで真実を暴くことができる超能力者、五十嵐玲奈は悪を過度に憎んでいた。
彼女は自身の欲望を知らなかった。
平穏な暮らしを享受していたいのか、行動を起こしてでもこの世から理不尽な悪を断絶したいのか。
差別主義者に監禁され、危機的状況に陥ることで初めて彼女は悟り、誓った。
私は悪を殺す。のは流石に無理そうだからせめて半殺しにする。
偏見、固定観念、差別意識、強欲が生む理不尽な悪を私の手で、私の力で半殺しにするんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-14 00:03:58
13718文字
会話率:36%
公爵令嬢ベアトリスは、家柄・魔力・外見と全てが完璧なお嬢様であるがゆえに、学園内では他の生徒たちから敬遠されていた。その上、権力者の祖父が獣人差別主義者であるために、獣人生徒たちからは恐れられて嫌われている。――だからバレてはいけない。そん
なベアトリスが、学園内の森で狼と密会しているなんて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 21:00:00
69187文字
会話率:31%
永遠の0とは何だったのか? 平和とは日本国憲法9条だったのか? 誰が嘘を吐いているのか? 誰が正義を騙っているのか?
それに対する一つの答え。全員が嘘を吐いている!
※この物語は多分、フィクションです。そうであってほしいと思っています
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-05 20:49:31
4419文字
会話率:32%
植民地政策で散々やらかしておいて、ちょっとテロが起きると三百万人使って口封じをするどこかの旧大国と文化圏に捧ぐ。
最終更新:2015-01-14 21:22:14
431文字
会話率:0%