ピータバロ、それはイギリスの小都市の名前。17歳の誕生日をま近にした、売れない画家のキースの前に現れた、可愛いがおそろしく小生意気な小学生、ミルドレッド。「この絵いいわね。私が買ったげる」彼女が支払った金額は何と250ポンド(約4万7千円)
そのお金を返すため、キースは相棒犬のパトラッシュを伴って、名門美術学校ピータバロ・シティ・アカデミアに潜入するのだが…。大富豪のお嬢様、チャイニーズマフィア、幽霊、悪魔、そして、天使を待ち続けている連続殺人犯。望んでもいないのに、いつもややこしい事に巻き込まれてしまう青年画家キースと名犬パトラッシュが大活躍の恋愛やホラーティストも加味した美術系ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-06 02:35:31
190867文字
会話率:38%
<ラプンツェル>となった<彼>との約束を果たすために、私は<塔>へ行く。
ひとりでいい。ひとりがいい。
……誰も、道連れになんてするつもりはないから。
◆
一部『ラプンツェル』をモチーフにした異世界ファンタジー。
異世界に『戻った』幼馴染
を追いかけて異世界を訪れた『私』の、旅の終わりの前夜から綴る物語。
構成上、最初からクライマックス風です。過程を求める方には向きません。
使用している記号の都合上、縦書き非推奨。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-03 20:00:00
16871文字
会話率:41%
戦争に巻き込まれ捕虜となった彼、その彼を監督する敵国の彼女。/スパイと決めつけ痛めつけられた彼に死刑宣告が下る。/残り72時間。彼の最期の思い出に求めたのは彼女だった。
最終更新:2009-03-31 23:00:55
4655文字
会話率:49%