あらすじ
忠霊塔の主に非情の誓いをしたまことは、その後、とり憑かれたように思想の道に入っていく。
まことと英霊の課題は一つになって、地上と霊界を結ぶ新たな次元の使命に向かって動き出した。
苦手な鉄工所にまことが就職したのは、実は母に
よって導かれた行くべき歪んだ宿命の道である。
そこにまことを待ち受けていたものは赤い獣けもの
暗黒世界を作る共産主義という左翼思想であった
歪んだ幻想は、たちまちまことの正常な感覚を狂わせていく。危険な妄想の誘惑と試練が始まっていく。
家族に心配をかけ、親族たちを巻き込み、暖かい肉親の情もことごとくズタズタに切ってしまうまこと
受けた恩を忘れたまことの悲しく哀れな醜い姿があった。果たしてまことは立ち直れるのだろうか?。
家族の誰にもどうすることも出来なかったこの恐るべき洗脳が、ある日意外な形であっさりと解けてしまう。
それは新たな段階の、更に強力な洗脳の始まりだった。その正体は世を惑わす青い獣けものの龍であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-13 21:58:51
6989文字
会話率:2%