「異次元ホテルへようこそ! 当ホテルは多数の次元と繋がっており、様々な世界からお客様が訪れます。見たことがないような異世界の芸術や美食。夢のようなの体験。快適な時間を約束しましょう。――ええ、爆破予告なんて馬鹿げたものが届いていても、です」
異次元ホテルに爆破予告が届いたとして、終末と化した世界に住むバロン・フォールズは犯人を捕まえる命令を受けた。ホテルからの物資支援が途絶えれば僅かな生き残りも途絶えてしまう。重要な命令を受けて意気込むも、バロン自身に大きな問題がいくつもあった。
彼のパートナーとしてあてがわれたのはホテルで働くアンドロイド。しかし両者の職への意思は対立していた。ろくな捜査もできないまま時間が過ぎていき、問題だらけの客が次々と事件を起こしてしまい…………?
勇者の手から逃げた魔王とそれを仕留めんとする女勇者。
新婚旅行でホテルに訪れたヤンデレ幼妻と彼女の愛に気づけない愚かな夫。
伝説の宝石。ルナティックストーンを盗もうと計画を企てる怪盗バカップル。
ホテルの創立記念パーティを進めようとする支配人。
パーティのメインディッシュにされたくない豚と神話生物。彼らの友である蜘蛛。
SF,ファンタジー! 動物、機械、魔王! 普通ではありえない組み合わせの登場人物がおりなす群像劇がここに幕を開ける。
表紙イラストを一話目に掲載しております。@whitenoise_siroがイラスト製作者です。
完結万歳! ……GA二次落ちです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-17 16:11:26
168207文字
会話率:40%
GA二次落ち。一日1回適当に投稿します。←嘘でした。USB無くしまして結構放置しました。
2018年10月15日0時に投稿する回にフルカラーのイラストがあります。
「死因は撲殺で、死体はあなたの言った通り桜の樹の下ですね。現実世界では…
…うーん。数時間後ぐらいには行方不明のニュースにはなるんじゃないですか? ちなみに犯人は現在笑顔でラーメンを食べております。とんこつラーメンです」
真っ黒な空間で、栗色の髪をしたロリ女神にそんなことを告げられた。そしてウデムシなどというグロテスク極まりない生物に転生したくなければ、異世界に転生しろと脅される。
俺こと狐塚海斗(コヅカ カイト)はこうして半ば強制的に異世界とやらに飛ばされたが、正直このファンタジーな世界に期待を込めていた。だがしかし、いざ冒険者になって個性スキルと呼ばれるものが発現したかと思うと、そのスキルは「あなたが行う攻撃は、どんな攻撃であろうと与えるダメージ量を1の固定ダメージに変更する」というあまりにもゴミスキルだったのである。
しかし、ほかの奴らのスキルはというと、強い敵と対峙した際に自身の能力を強化するだとか、その場にいるだけで皆の能力を向上させるだとか、有能で羨ましいものばかり。けれど諦めん。ゴミスキルにだって意味はあるはずなんだ!
この物語は異世界転生をしてゴミスキルを掴まされた青年と、戦闘になると人格が豹変するがためにボッチとなった銀髪美少女のエクスマキナや、錬金術の真理を捜し求めて随分とクレイジーになってしまったドラゴネットの少女たちと、なんやかんやで楽しく過ごす異世界転生ファンタジーである。
イラストは@Nitrus14さんが描いてくださいました。興味があればTwitterをフォローしてみるのはいかがでしょうか。
はへぇこの作者https://ncode.syosetu.com/n9276ff/とかいう小説も書いてるんすねぇ(自分事)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 22:00:00
142774文字
会話率:50%