【15万文字執筆済み】
「生まれも能力も何もかもが劣っている、卑しいクズ加護ポーターめ! 貴様は『追放』だ!!」
ソウマは“再利用魔法”による大魔力生成で伯爵勇者ディオスを補助していたが、魔力を回復する神器“祈りの腕輪”を手に入れた途端、
ひどい濡れ衣でパーティを追放されてしまう。
「ボク、すごく感謝してるんだ! だからキミに恩返しできるなら、どんなことだって……!」
借金返済できず絶望するソウマだったが、ゴミ魔法と呼ばれた“鉄魔法”の女勇者アルメアに懐かれて新しいパーティを組むことになる。そしてディオスを上回る最強の戦闘力を発揮して、周囲を恐れさせ認められていく。
「なぜだ! なぜこの光の勇者ディオスが失敗する日々を送り! なぜあのクズ加護があれほどの成功をつかんでいるのだ! 不当だろうが! 理不尽だろうが!!」
一方ソウマの補助を失ったディオスは、最弱のゴブリンにすら勝てなくなり、劣っているのは自分のほうだったという現実を突きつけられる。そんなことは認められないとわめき散らし、挽回しようと卑しい手段に手を染めていくのだった。
そんな状況を耳にした国王は、ソウマたちを王都に呼び、ある提案をする……。
これはざまぁと借金返済と成り上がりと、『再利用』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 20:07:29
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会話率:31%