遠目に見ても、近くで見ても、平凡な6歳のお嬢さん。そんなイボンヌ・オスマンサスは、裏庭の先にある森で死にかけた。これは危険な獣が居ないと言われているとはいえ森で油断した自分が悪いと、後にイボンヌは言う。
おかげで前世の記憶を思い出したが、こ
こが世間に〝作者の人間性を疑う〟とまで言わせた小説の世界であることに気づいた。
イボンヌはただ、一緒に暮らしている恩師のじいさんと平和に暮らしたいだけなんだが。不純物のおかげでやさぐれた彼女は、とりあえず目の前のことから片付ける事にした。
❋
暴力・怪訝描写が多く含まれています。主人公は強くありません。
リアルが忙しいので亀の歩みで書いていきます。
※恋愛の部分は遅めに伏線を張ると思う。作者の頭の中ではコイツと決まっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 20:00:00
10456文字
会話率:26%