戦争が魔法と言う技術で激化を辿る頃。
歩兵が空へ進出し銃と砲の性能が上がるにつれ、その戦火は社会を広く深く焼くようになっていった。
まさに世は地獄を量産する時代だった。誰もが泥の様に纏わりつく戦火の底に沈んでいた。
少年もその中の一人だっ
た。
彼も多くの人間と同じように地獄の中に沈み、全てを奪われ続けていた。
そんな中で少年は安定した生活を確保する。
それだけの知恵と力を得て、地獄を養分に成長していく。
しかしながら動乱はいかなる生活も崩していくものだ。
少年の生活も一気に崩れ去り、彼は傭兵団の中に身を置く羽目となった。
そしてそれすら脅かさんと、混迷と悲惨さを増す世界情勢。
だが、少年はそれすら生きる糧とする。
それらを貪り、強大さを増していく。
これは戦火に生き、戦火を望んだ少年の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-30 21:00:00
100028文字
会話率:36%
時は、今よりずっと未来の話。
魔法と言う技術が普通に使われている未来の話。
未来では、魔法の優劣で人の一生が決まってしまうそんな社会が築き上げられていた。
主人公、陽太が通う光ヶ丘高校でも、例に漏れず、魔法の優劣による差別は行われていた。
光ヶ丘高校には2大勢力なる生徒会と風紀委員会の2組織があり、トップクラスの実力者のみで形成されていた。
生徒会と風紀委員会は、トラブル対処する為に形成された組織だが、一部の会員は、権力を振りかざし、好き放題やっている者もいた。
そんな中、2年生の光ヶ丘高校最強魔法少女、霧島小夜は、監査部という部を立ち上げようと、陽太を半ば強制的に入部させようとする。
嫌がる陽太へあれやこれやともうアタック?する小夜に陽太は耐えられるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-01 22:00:00
69175文字
会話率:47%
『魔法』それは旧世代の技術。『魔法』は人のみでありながら神の領域まで踏み込む神秘の技術。何もなき空間から火を熾し、水を湧かせ、土を加工し、風を吹かせる。だが技術、使い手を選ぶ不安定な技術。それ故、旧世代の人々は、このあまりにも不安定な技術『
魔法』に変わる新たな技術を創りだした。それが『科学』。『科学』の発展とともに『魔法』という技術の時代は終わった。『魔法』を受け継ぐ者はいなくなり、資料だけが残った。そして、時が流た。『魔法』は御伽話の産物に、『科学』が真の技術となっている現代。ある1人の少年が御伽話へとなった『魔法』という技術を受け継いだのだった。※題名を変えました。あらすじも変えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-15 08:49:27
97195文字
会話率:34%