『小説・人狼ゲーム』、『続、小説・人狼ゲーム』、『小説・吸血鬼の村』に続く人狼ゲームシリーズの第四作目。
時は昭和十三年、舞台は信州の山奥にひっそりたたずむ鬼夜叉村。
祟りを怖れ神に生贄を捧げ続ける村人たちの奇怪な風習を、あざ笑うかのご
とく起こった血なまぐさい連続殺人事件。
高椿邸の宴に招待された十人によって繰り広げられる虚実のやり取りを通して、果たして賢明なあなたは、最後まで生き残ることができるだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-17 19:00:00
76181文字
会話率:44%
亡き母が生まれ育った長野県南佐久郡の鬼夜叉(きやさ)村を訪れた青年飯村和弥はそこで、村長である梅小路権蔵氏の凄絶な死を目の当たりにすることになる。さらに翌朝、こんどは主治医のむごたらしい遺体が屋敷から発見された。
生き残りたければ、村人に
成りすました二匹の魔物を見つけ出して処刑するしかない。果たして、十一人の中の誰が恐ろしい吸血鬼なのだろうか?
本編は、『小説・人狼ゲーム』と『続、小説・人狼ゲーム』に続く、人狼ゲームシリーズの第三弾となります。
あなたは、オンラインゲームの一プレーヤーとして、登場人物たちの虚を見破らなければなりません。『出題編』の最後には、『読者への挑戦』の章が用意されてます。
出口のない袋小路のような複雑怪奇な事件と、数学の証明のように一歩一歩展開されていく緻密で深遠な推理。果たして、あなたはシリーズ最高傑作の真相に独力でたどり着くことができるでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-12 10:16:23
72917文字
会話率:60%