珍しい癒しの力を活かして魔国の会員制高級ホテルで薬などを作っている魔人のフィーネは、『癒しの魔女』と呼ばれている。
ある日、フィーネは不眠症だという魔王の治療を頼まれた。五百年前の『聖戦』で、フィーネの前世――聖女を殺したその男の治療を
。
ただ、魔王のことをちっとも恨んでいないどころか、勝手に恩まで感じているフィーネは、彼に恩返しをするべく力を尽くす。
これは、魔族として生まれ変わった元聖女の、恋の始まりの話。
※6万字ほどの中編です。
※一部、身体欠損の描写があります。抑えめですがご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 12:00:00
65436文字
会話率:36%
ただいま、人生で最大の崖っぷちでございます! そんな中で開かれた緊急会議のようすをご報告いたします!
最終更新:2023-09-18 14:08:39
3837文字
会話率:4%
この物語は、作者の私が言うのも変なのだが、多分、自分の人生上での「最高傑作」の推理小説だ。
この物語は、石川県金沢市の駅前の、高級ホテルで、ホテル・コンシェルジュの仕事をしていた美女、そのあだ名が、高校・大学時代に、『聖母マリア』と呼
ばれてきた、清純無垢の女性が、めちゃくちゃに強姦殺害される事から始まる。
あだ名のとおり、キリスト教の超厳格な家庭に育ってきた彼女は、当然の如く、男性経験は全く無く、その殺害現場は、悲惨極まるものであったと言う。
だが、これが、逆に災いし、男性関係を、石川県警が全力を挙げて捜査するも、男性の陰は全く見えない。
ここに、新人刑事ながら、石川県警の試験で、全科目満点で入って来た刑事が、猛然と、動き始めるのだ。
彼の父親は、石川県警の巡査部長だったが、この新人刑事が小学生の時に、夜間、何者かに刺されて死亡。現在でも、犯人は捕まっていない。
その新人刑事は、父の敵を探すべく、高級官僚の試験を受けずに、この石川県警に、入庁してきたのだ。
その最初の事件が、俗に言う『聖母マリア殺人事件』だった。
相方の上司と、二人で、徹底的に、捜査するのだが、何しろ、男性関係が全く無いのに、女性専用の賃貸マンションの一室で、誰かと、缶ビールを飲んでいた事までは分かっている。そして、その缶ビールには、睡眠薬のハルシオンが混ざっていたのだ。
間違い無く殺人事件である。
これは、果たしてどう言う事だ。
しかも殺害された、いわゆる『聖母マリア』の体内からは、誰のものか分からない精液が見つかっているのである。
果たして、新人刑事は、『聖母マリア殺人事件』の真犯人や、自分の父親を殺害した事件の真犯人を、探し出せるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 12:14:06
27838文字
会話率:51%
以前、“電気兎”との対決でトーキョウを訪れたあとロンドンにも行って、師匠に散々たかった後、実は夜も遅くなったので後学のためと、高級ホテルでスイートルームに一泊させて貰った。
あの時の師匠は本当に太っ腹だった。師匠によると世界的にも有名な
ホテルだという建物は、趣きのある伝統的な宮殿のような造りで、部屋もアンティーク家具をはじめ高級な装飾品が集められた非日常的な空間だった。
料理も本格的な英国料理を楽しめ、翌朝はコンチネンタル・ブレックファーストを堪能した。
とにかくバスタブとか、什器とか、照明類がとても洗練されていて、是が非でも私達の世界でも再現したいと思った。
とにかく今を逃せば、いつ地球に来られるかわからない。
師匠に頼み込んで、翌一日だけ買い物というか、仕入ツアーに付き合って貰った。勿論、情けない話、お財布は師匠持ちだ。
主にホームセンターに、大型家電店、アンティーク家具の店など片っ端から回った。時間が惜しいので、見つからないように転移で移動した。
購入した家具や、大型家電、水洗トイレ用の便器や配管に必要な諸々、これも見つからないように片っ端からストレージに収納していった。
出色は、デロンギというメーカーのエスプレッソ・マシーンだ。
これを見つけたときは、小躍りして喜んだ。
何しろ、師匠の魔宮ダイニングで出されるカプチーノが一味違うのを突き止めた私は、わざわざ厨房を覗きに行って、大きな真鍮製のタンクを持った抽出器の存在に行きついていたからだ。
あれと似通った味が家庭で出せるなら、これほど心躍ることは無い。
中華料理用の火力の強い、業務用コンロなども仕入れてきた。ガス管の敷設と供給はナンシーに頼んで特別に用意して貰った。
何しろ、ナンシー艦内には火力用のガスを使う施設やインフラなど皆無だったからだ。
我が家の増改築は、3人が好き放題したので若干調和を欠く部分もあったが、おおむね満足している。
中庭に面してヴォールト回廊を配したり、切妻屋根にドーマー窓を付けてみたり、パティオには睡蓮の四角い池を作ったりと、ほぼ出鱈目だったが、不思議とアンバランスさが心地好かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 03:33:22
6081文字
会話率:0%
とある高級ホテルでたまたま殺人事件が発生、たまたまその高級ホテルに来ていた主人公がたまたま推理をする事に。
最終更新:2021-05-16 21:10:35
2326文字
会話率:39%
鶴橋は高級ホテルで深夜の警備員アルバイトをしていた。始める前は、どんな事が起こるのかと不安を抱いていたが、実際に仕事を始めてみると、ただ毎晩退屈なだけだった。何も変わった事は起きない。しかしその日は違った……
最終更新:2016-04-16 12:03:13
1069文字
会話率:17%
前世の記憶があるらしいです。孤児院を抜け出して、今は高級ホテルでパティシエ見習いやってます。無意識に蘇る前世の記憶に振り回されながらも、二人の兄に囲まれて、毎日が幸せです! (チート転生、敏腕悪役令嬢設定なし)※強姦を想起させる表現がありま
す※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-03 14:43:09
78228文字
会話率:40%