クタクタになるまで治療院で働く毎日に疲れて、ペットが欲しいなと同僚に話をしましたら、その日住んでいる集合住宅に戻りますと、扉の内側にはもふもふの尻尾が勢いよく振られ、ご主人様を出迎える飼い犬がいるではないですか。
人の姿をしていなければ
完璧なのですが、これはどう対応すればいいのでしょうか?
*内容に不快感を感じられましたら、そっとそのまま閉じてください。何でも許せる方にお勧めです。
*作者の目は節穴のため誤字脱字は存在します。
*前半主人公視点。後半は三人称視点です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 19:00:00
8377文字
会話率:44%
アイルランド人とのハーフで中卒。その日暮らしのコンビニバイト、佐藤オーエンは勤務中に酷い頭痛に襲われ気を失ってしまう。そして目を覚ますと、夢にまでみた中世ヨーロッパ風の異世界へと召喚されていた。
黒いローブを纏った、いかにも魔法使いとい
った出で立ちの美少女に心躍るオーエン。
だがしかし、彼女が口にしたのは予想だにしないことで。
「私の下僕になってくれませんか!?」
どうやら彼女は召喚魔導士を目指して学園に通っているらしく──!?
「は……なにその首輪? いや、中世ヨーロッパ風の異世界で下僕とか無理無理!」
「大丈夫です! ちょっとドラゴンとかと戦ってもらうだけですから!」
「ちょっとで済む話じゃねえ!」
「お願いします! このままだと退学になってしまうんですっ!」
片や、人生に絶望した中卒フリーターの青年。
片や、立ちはだかる才能の壁に絶望した少女。
少女を蝕む、退学へのカウントダウンを止めようと立ち上がった時。
錆びきっていたはずの、未来への歯車が回り出す。
これは青年と少女が紡ぐ、ちょっと変わった異世界ファンタジーのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 20:18:45
247315文字
会話率:46%