首提灯 小説家になろう　作者検索

博打か仕事か、はたまた別の何かで懐が温かい男。 酒をしたたか飲んで酔っ払っていい心持ちになって芝の山内の辺りへ通りかかると、だしぬけに侍に呼び止められる。 追い剥ぎか試し斬りかと驚く男だったがそうではなく、ただ道を尋ねられただけで、しかも相手が田舎者だと知ると口の限りに罵倒し、痰唾まで吐きかけます。これに侍はついに堪忍袋の緒を切って…。 折りたたむ>>続きをよむ

「胴斬り」に「首提灯」、そして「たが屋」… 人体が切断されて血飛沫の舞う「スプラッター落語」を紹介し、その意味する物を考察します。