ある日、唐突に金髪碧眼の美少女の自称女神に無理矢理異世界転移させられた中村 和希(33歳)は特にチート能力を与えられず、誰もいない森の中に放り出された。
たまたま呑気に散歩をしていたマスコット謎生物の助けにより衣住食は確保されたものの、
倫理観をドブに捨てた美幼女(男)と社会不適合者の黒いロボ、生き恥の多い頭ピンク色の限界スライム、中村と同じ世界から転移してきた元普通の男子高校生の人型昆虫という非常にアクの強い面子との共同生活を送る羽目になった!
果たして中村は無事に元の世界に帰れるのか!?
※アルファポリス、カクヨムにも同作品を投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 12:40:00
54160文字
会話率:54%
「つ、付き合ってください!」
ある日。僕は、同じクラスの恋塚愛子さんに告白された。
しかし、勉強以外取り柄のない僕が、女子にモテるなんてことは、あるはずがない!
「つまりそれは、勉強に付き合って、ということか」
「へ?」
「成績優秀な僕
に、勉強を教えてもらいたい、ということなのだろう?」
「……え、いや、あの」
これは、勉強しか取り柄のない陰キャ男子と、そんな彼のことが大好きな残念系女子の、すれ違いドタバタラブコメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 23:44:39
5701文字
会話率:32%
〈護りの聖女〉として、国土を覆う結界を10年間に渡って維持してきたエイジア。
形の上では婚約者だったが、ろくに顔を合わせたこともない王太子レブルザックから「これまでの働きに礼をしたい」と手紙が届けられ、胸踊らせて指定の場所へと向かった。
そ
こにいたのは王太子と見知らぬ女。エイジアは聖女の力を奪われた上に、「どこの馬の骨ともしれない下賤な小娘が、聖女だなどと称して王太子妃に収まるなんて、道理に合わない」などと言われてしまう。
確かに聖女というだけで、王太子の婚約者になったのはちょっとおかしかったもしれない。しかしエイジアは聖女になりたいと望んでなったわけではないし、王太子妃にしてくれなどと頼んだこともなかった。
どうして事前にひと言も話をしないまま、強引にことを進めようとするのか、とエイジアが諭す間もなく、レブルザックとその愛妾であるミレイユは、ありもしない罪状で聖女を断罪すべく勝手に行動をエスカレートさせていくが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 20:35:52
16149文字
会話率:43%