ナポレオンの息子、ライヒシュタット公フランツを巡る物語です。父の没落後、彼は3歳で母に連れられ、母の実家であるウィーン宮廷へやってきました。それからずっと、宰相メッテルニヒの監視下にあります。
なんか、あれですよね。ライヒシュタット公の恋
人といったら、ゾフィー大公妃だけみたいで。
そんなことないです。ハンサム・デューク(英語ですけど)と呼ばれた彼は、あらゆる階層の人から人気がありました。
悔しいんで、そこんとこ、よろしくお願い致します。
カクヨムで完結済みの「ナポレオン2世 ライヒシュタット公」を元にしています。せっかくですので、軽くどんでん返しておきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 19:12:25
16318文字
会話率:45%