俺はあの女にこのコスモスドリンク(自作)で復讐する……!
なろうラジオ大賞非参加作品。
(注)この作品は「なろうラジオ大賞5」に使用キーワード「コスモス」で参加しようと思っていたのですが、見事に締め切りの時間を勘違いしていたので、泣く泣
く参加キーワードを外して投稿するものでふ><折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 23:57:51
1000文字
会話率:39%
人々が地球という惑星を捨て、生活のステージを宇宙へと移した時代。
とある宇宙コロニーでは、かつて住んでいた地球を模倣するため
長い時間をかけて様々なことが行われていた。
昼夜の概念、コロニー内の緑化。
そして、コントロール・タワー《季節の
塔》による、春夏秋冬、季節の再現。
物語の主人公であるタクトは、その塔で働くことを夢見ながらコロニーで生活していた。
そんな彼はある夏の日、貧民街で行き倒れになっていた一人の少女と出会う。
アイリスと名乗った少女は、幾ら尋ねられても家の場所も、親の名前も話すことはなく。
仕方がなく、タクトとその姉は彼女を家に置いておくことにしたのだった。
そのまま夏が過ぎ、秋が過ぎ。
時が流れると共に、アイリスもタクトたちの生活に馴染み始め。
冬も終わろうかという時期に、異変は起きた。
……冬が終わらない。春が来ない。
コントロール・タワーの異常なのか、他になにか原因があるのか
冬の再現として降らせていた雪が、止まることなく延々と降り続けていた。
交通網も麻痺し始め、人々の生活にも支障が出始めたころに
街中に設置されたディスプレイから、コロニー市長による一斉放送が流れる。
『季節を廻らせている女王の一人が《季節の塔》から抜け出し、
コロニーの中へと出て行ったまま帰ってきていない』
『春の女王が戻ってこなければ、冬が終わり、春が来ることはない』
『春の女王を見つけ出し、連れてきたものには好きな褒美を取らせよう』
『この少女が――』
そして最後に映し出された映像に、タクトは息を呑んだ。
それは自分が貧民街で拾った少女、アイリスの姿だったのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-03 23:43:56
28082文字
会話率:37%
時は新・禁酒法時代。酒に煙草に賭博にポルノ、加えてロックンロールまで、秩序を乱すとされる全ての嗜好品は国家警察ZACTによって厳罰対象に指定された。
バーボンをこよなく愛する八億ネーヴルの賞金首シュティードは、時を巻き戻すと噂される粒子
管を追う最中、旅する少年ナオンと出会う。
かたやギターを捨てた元ロックンローラー。かたや母を探しロックンローラーを目指す少年。互いに頑固で負けず嫌い。ゆずれないものひとつを胸に。
クズとクソガキはお互いに衝突を繰り返し、やがて時代を逆巻く旅へと足を投じてゆく。
ハロー、マキネシアDブロック。これは空前のボーイ・ミーツ・ユース。
ロックンローラーはもうどこにもいない。
ただの一輪、砂漠の掃き溜め一回しを除いて。
※この物語は法律・法令に反する反社会的な行為・思想を容認・推奨するものではありません。あなたの人生に責任は取れませんので絶対に真似しないで下さい。
※「カクヨム」にて投稿中(ランキング非参加作品)の小説です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880270905折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-18 21:36:29
52694文字
会話率:62%