窓際、一番後ろの席に座る沢田さんと僕。運動が苦手で人混みも苦手、静かな世界が好きなちょっぴり似ている二人の物語。「長編にしようかどうか悩んでる短編一話のみの掲載! 面白いかどうかわからないけれど、是非読んでください! そして評価が沢山来た
ら長編にしようかと思います!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 12:00:00
2174文字
会話率:56%
「あなた、私が見えるの?」
この世に存在しない少女「あい」、あいに名付けられた黒猫のゆう、少女と猫の関わりを通じて過去の記憶を取り戻す、止まった時間の世界で静かに動き出す、少女と猫の静かな二人だけの物語。
最終更新:2020-05-17 19:35:47
1725文字
会話率:50%
鎌倉の山間に遁世した人嫌いの男のもとに、絶縁状態の親戚が口のきけない少女を連れて訪れる。「口がきけないということだけで、人はこれほどまでに残酷になれるのだろうか――」憤りに任せ、男は少女を引き取ることになり、静かな二人暮らしが始まる。
暗闇
の中で温かなものを手繰り寄せるように、二人きりの暮らしは穏やかに続く。少女は旅行鞄の中を決して見せようとしなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-15 22:43:10
33805文字
会話率:31%