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中学三年生の常盤はやとは、ふとしたことがきっかけでクラスメートの夏芽さやかと知り合う。さやかはいつもちょっとした出来事からも想像力を膨らませるのが得
意で、一見あり得なさそうでありながらも思わず納得してしまうような話をするのだった。
はやとの家の近くの公園に、子供の頃から馴染み深い彫像があった。ある時、はやとは偶然出会った男に彫像にまつわる謎めいた話を聞かされる。はやとはさやかと共にいくつかの手がかりを元に像の調査を始め、その像が異世界へのトンネルになっていることを突き止める。その異世界ことパリティ・シティは、さらなる冒険への扉を開くのだった。
二人はその後、パリティ・シティが元々未来の世界で人工的に創られた余剰次元空間であることを知る。パリティ・シティはある日の事故によって現在の時代まで時間を逆行してしまった隔離世界だったのだ。
夏のある時、パリティ・シティに住む聡明で孤独を愛する少年、船戸航に出会う。はやととさやかは彼からある探検に誘われる。それは現在行方不明になっているパリティ・シティの構築者の一人であるパリィ博士の極秘研究文書を手に入れに行く探検だった。その文書は隔離された街を元の未来に戻すことを可能にするとされており、街の統治者たちもそれを追っていた。はやとの一行は文書を手に入れることに成功するものの、突然船戸くんは文書を破棄してしまう。
徐々に明らかになってくるパリティ・シティの謎・・・。はやとはパリティ・シティのみならず自分たちの世界まで支配しようと企む「パリティ・シティ当局」の存在や、パリィ博士の親友だった「クラン博士」を知る。もう一人のパリティ・シティの構築者であるクラン博士は未来への希望を強く抱いていながらも現在を愛することのできない理想主義者だった。
謎が明かされて行く中、はやと、さやかとパリティ・シティで知り合った三人の友人とで「パリティ解放団」が結成される。解放団の急務は、軟禁されているクラン博士を救出することだったが、彼は突然「パリティ・シティ当局を打倒するため」と言って去ってしまう。
個性豊かな解放団の仲間との温かい交わり、さやかの恋、パリィ博士の負傷などを通して解放団の一人一人が成長を遂げ、冒険はいよいよ佳境に入る・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 07:16:28
184026文字
会話率:18%
永遠の命を得て人間に裏切られた元勇者の物語。
裏切られた勇者は北の森に塔を作り最上階で隔離空間を作り引きこもった。
6000年の月日が経ち半ば『勇者の墓地』と呼ばれるダンジョンと化している塔から出た元勇者の冒険譚。
力はなるべく隠すが
自重はしない!
6000年の時の間に配下となった精霊ティータと共に最強勇者の物語が今、始まる!!
現在テスト期間のため投稿が遅れます。ご迷惑をおかけします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 23:35:22
9346文字
会話率:44%
『色彩眼』
それは人を一つの色でしか見れないという珍しい奇病だ。
色彩眼の持ち主である神無月心は、隔離された世界から外の世界に出ることを夢見ていた。
――これは奇病を持った少女の旅立ちの物語である。
最終更新:2018-06-01 00:08:04
1764文字
会話率:34%
何者かに呼ばれてふと目覚めた主人公、J。
研究所の奥で封印されている少女を見つけ、それを目覚めさせてしまう。
それがきっかけとなったのか研究所のマザーコンピューターは故障。施設としての機能を著しく低下させるとともに元々実験体として自我のなか
った他の子供たちにまで自我が芽生え始める事態に。
管理された施設からは出ることが出来ず研究者たちの決定は彼らに一部の区画を明け渡しそこでのみならば生きることを許した。
食糧の供給、住み家、着るものさえもそのほとんどを制限される中で彼らはどう生きるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-24 06:55:00
17985文字
会話率:17%
クリスマスの夜、一日中バイトをして過ごしていた俺は帰りがけの公園で起こった衝撃的な事件をきっかけに非現実に巻き込まれていく……。
この物語は現代を舞台にしたファンタジー小説です。独自の設定や解釈はありますがご了承ください!!
最終更新:2013-07-22 19:46:37
6646文字
会話率:64%