東京の大学に通う、難波雄太(なんばゆうた)。
彼は今日、これから成人式を迎えようとしていた。彼が成人式を迎えるのは、東京……ではなく、
昔通った小学校と中学校がある、大阪市内の成人式場。
ずっと付き合いのあった幼馴染のカナこと金澤
義弘(かなざわよしひろ)から、せっかくだからと、
地元の成人式に誘われたのだった。
リーダー格のカナの自宅で成人式の待ち合わせに集ったのは、これまた付き合いの長い、
津田真由美(つだまゆみ)に水村康介(みずむらこうすけ)。
彼女たちと成人式に向かった雄太は、見覚えのある女の子がいるのに気がつく。
その女の子の名前は、双葉香織(ふたばかおり)。
昔、雄太が片想いをしていた相手であり、同時に、雄太を振ったその人だった。
気まずい気持ちになる雄太と対照的に、あっけらかんと再会を喜ぶ香織。
そんな二人を見て、カナや真由美、康介は二人をくっつける事を思いつく。
しかし、この計画には重大な問題があった。
雄太が本当に好きなのは、真由美だったのだ。
幼馴染な友人たちと、再会した幼馴染が繰り広げる、
友情と愛情と、関西ローカルネタ盛り盛りな、ほのぼの多角関係ラブコメを
お楽しみください。
※この物語はフィクションです。
※実在の地名、団体と同名のものが出てきますが、実在のものとは一切関係ありません。
※ カクヨムと同時掲載です。
※ https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054905165531
短編予定ですが、場合によっては長編になる可能性ありです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 19:39:59
68835文字
会話率:55%
折原釉葉、かろうじて20代!
大台前にブライダル♪
結納も済ませて前途は洋々、花嫁修業やら会社関係の整理にてんてこ舞いだが、この忙しさも幸せとセットなら乗り越えられる♪
……と浮かれていたところに飛び込んできた突然の凶報。
自分も彼氏も周
囲もみんなあやしい?
そりゃ、叩かれれば埃が出まくりで、それで体重が1割くらい減ってくれればラッキーだけど、体重が減るのはそっちでじゃないな。
手足や羽根をもぐつもりかもしれないけれど、間違って枷を外しちゃったら大惨事だぞ♪
※「暗殺者」シリーズ3部作の完結編です。
関西の、とても狭いエリアを舞台にしていますが、作中の登場人物や地名などはすべて架空のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-30 21:00:00
177569文字
会話率:17%
関西ローカルの第一線とまではいかないまでも、コアなファンにはそこそこ評価されていた漫才コンビがおりました。
名はサスペンス。ネタつくり全般の筒井と言葉巧みに伝える能力を磨いた神田、それぞれの表現方法を試行錯誤したどり着いたお笑いの世界。
愛されて、愛されて、なりたかったヒーローになる日も近い。そう思っていた矢先、愛をとらえちがえた二人は突然、愛の冷たさを知る。
漫才師とその相方は皆に愛されていた。
愛を愛で返すか、裏切りで済ますのか。
冷たくなった愛を温めることは、愛してもらえたことの理由を探すことになるかもしれない。昔、愛してくれた人たちに。
もう二度と届かないとしても。
言葉を二人は続ける。着地点も見えないまま。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-12 03:53:30
6581文字
会話率:34%