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アストリア大陸の中でも少数精鋭で知られる傭兵団『紅の雫』に所属するノイエ・ランページュは、専ら戦術指揮や部隊運用を行う頭脳労働担当(非常時には棍術士)として生きていた。
そして、ノイエに与えられた力《スキル・
クリエイト》。
《スキル》が人々の記憶から消えて久しい『アストリア暦』において、彼が担う役割は…。
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アストリア大陸の長い歴史の中で、唯一『ふたつの暦』が刻まれた時期があった。
それは『アストリア歴』923年から933年。
そして、この10年間の間に存在したもうひとつの暦が『帝国歴』である。
これは、アストリア大陸の南西部に誕生した『ドルーガ帝国』の建国にまつわる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 23:27:22
15356文字
会話率:7%
第一部
20XX年
政府の電磁波観測実験により偶然に開かれた異世界から、日本の南伊豆町近海に飛龍、騎士、竜騎士、その他魔法生物などが侵入する。自衛隊、警察、海保、消防団、政治家、記者など、現場の人間たちがかつてない危機に対処していく中
、異世界と日本、世界の運命は大きく動いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-22 22:37:09
128079文字
会話率:36%