上原探偵事務所には、大学生のオーナーと高卒の探偵のふたりがいた。
そのうち、探偵である桐ケ崎遼介は、10何人目に依頼人としてきた那珂川瞳と出会うことになる。
彼らは1度の出会いをきっかけにそのあと起きる様々な文字通り、現実離れした、といえる
事件に挑むようになる。
現実と非現実が交差する世界の狭間に立つ探偵達による準SF推理小説となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-19 01:31:23
8384文字
会話率:48%
遼ちゃんは血のつながらない叔父で。
彼のことがずっと、好きだった。
彼に、十歳年上の恋人がいて、その人が年齢的に子供を産めないかもしれないから遼ちゃんとは結婚しない、って彼を飼い殺しみたいにしているのが哀しかった。
結婚して欲しいのと、して
欲しくないのと、絡まる気持ちが、わたしにひとつの決心をさせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-28 15:53:03
15435文字
会話率:60%