わたし、ハノン=ルーセル(22)は術式を基に魔法で薬を
精製する魔法薬剤師。
地方都市ハイレンで西方騎士団の専属薬剤師として勤めている。
そんなわたしには命よりも大切な一人息子のルシアン(3)がいた。
そしてわたしはシングルマザーだ。
ルシ
アンの父親はたった一夜の思い出にと抱かれた相手、
フェリックス=ワイズ(23)。
彼は何を隠そうわたしの命の恩人だった。侯爵家の次男であり、
栄誉ある近衛騎士でもある彼には2人の婚約者候補がいた。
わたし?わたしはもちろん全くの無関係な部外者。
そんなわたしがなぜ彼の子を密かに生んだのか……それは絶対に
知られてはいけないわたしだけの秘密なのだ。
向こうはわたしの事なんて知らないし、あの夜の事だって覚えているのかもわからない。だからこのまま息子と二人、
穏やかに暮らしていけると思ったのに……!?
いつもながらの完全ご都合主義、
完全ノーリアリティーのお話です。
性描写はありませんがそれを匂わすワードは出てきます。
苦手な方はご注意ください。
アルファポリスさんの方でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 16:00:00
265994文字
会話率:39%
大賢者にして預言者、バルク=イグリードは齢500歳。
精霊に愛され、朽ちない体を与えられたイグリードは、これから生まれる王子と王子を導く3人にそれぞれ予言を授ける事にした……。
主人公ジュリもその予言を授けられた一人。
彼女が持つ予言は決し
て王子と結ばれるものではないのに、王子はジュリを気に入り無理やり婚約者に据えてしまう。
王子を予言の通りに正しく導こうとするジュリと、
予言を覆してジュリと結ばれたい王子。
二人の攻防が今日も城で繰り広げられる。
アルファポリスで完結した物語を加筆修正をしての投稿です。
小説家になろうオリジナルストーリーも投稿予定です。
完全ゆるゆる設定、ご都合主義です。
リアリティ派の方は回れ右をお願いします。
R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 19:33:14
114077文字
会話率:30%
港町で父と二人暮らしをしていたオーレリアのもとに、ある日、実の親だという身なりのいい夫婦がやってくる。オーレリアが父だと思っていたのは養い親で、本当の両親が迎えに来たのだ。本当の家族のもとで暮らすことになったオーレリアだが、逞しく育ちすぎた
オーレリアは上流階級に馴染めない。それでもマイペースに自分を貫く彼女と、何かにつけて巻き込まれる兄ユリシーズの親友アーヴァイン。オーレリアは、上流階級の令嬢らしくなれるのか。そもそも、なる気があるのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 17:00:00
205470文字
会話率:38%