『英雄』と呼ばれた冒険者の両親を持ち、人並み外れた魔力を生まれながらに持ち合わせながらもソレを『魔術』と言う形で発現する事が出来ずに『無能』と呼ばれて虐げられて来た主人公の少年・シェイド。
彼は、両親の出身校であり、自身も通っている冒険者
養成学校の課外授業の一環で訪れた森の中で、自身を虐げている者に囮にされて凶悪な魔物の前に置き去りにされてしまう。
受けた怪我が訴える激痛や出血によって混濁と覚醒を繰り返す意識の中で己の理不尽に対する怨嗟の叫びを挙げた彼は、致命の一撃が自らへと振り下ろされたその瞬間に真っ白で見たことも無い空間へと意識を飛ばし、そこで軋みを挙げる鎖によって封じられた『扉』を目にする。
「……僕は、俺は!もう、誰かに良い様に使われる事も、虐げられる事もうんざりだ!
俺は、俺の生きたい様に生きてやる!だから、だから!!
だから、お前が俺の『力』だって言うのなら、黙って俺に従え!俺が、俺としてこの世界で生きて行く為に!!」
……そして、少年は得た力で、取り戻した力にて世界へと反逆の産声を挙げ、目の前に立ち塞がる全てを薙ぎ払って行く。
これは、勇者が世界を救う様な、優しい物語ではない。
これは、それまで虐げられて来た『反逆者』が全てを蹴散らし、薙ぎ払い、踏み潰して進んで行く物語だ。
※序盤は暗く重い説明回が続きますので、ある程度読み進めてから判断して頂けると有難いですm(_ _)m
※主人公が無双し始めるには少々時間が掛かりますが仕様ですのでご勘弁をm(_ _)m
※タイトルは仮ですので、もっと良さそうなのが浮かんだら変更する可能性が高いです
ご了承下さいませm(_ _)m
※毎日12時更新の予定です
取り敢えず続けられるだけ続けるつもりなのでよろしくお願いしますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 00:00:29
940542文字
会話率:25%
「なんだ、これ…?」
ある春先の昼下がり。陽傘頼太(ひのかさ らいた)は山の麓で謎の洞窟を発見し、その場で出逢った狐耳の美女、薄野扶祢(すすきの ふね)と共に洞窟の調査へと乗り出した。異世界ホール(仮)を抜けた先に広がるのは―――
イ
ケメン風にきらめいた笑みを浮かべてみれば見事にスルーされ、撫でポを狙えば憐みの目を返されて。いつか無双を夢見ながらも先往く道は逆無双。それでも不屈の凡人ソウルを胸に、日々を全力で満喫する若造達の物語。
時々タイトル詐欺でシリアス補正がかかったりもしますが、基本は狐耳他の精神的に恥ずかしい姿を激写する冒険者達の日常を描くぶらり異世界漫遊記。じわじわとお楽しみいただければ幸いですm(_ _)m
※主に人生に疲れたおっさん層がくすりと来そうな、ひと昔前にありがちなファンタジィネタなど盛り込んでおります。
なお、チーレム要素はほぼ無いので悪しからず。そういうのを求めている人は回れ右でどーぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 01:10:35
2478273文字
会話率:56%
クラスアップを契機に一気に最強と化したうちのパーティ。役割が一気に減ったのにいまだに重宝されて申し訳ない。
最終更新:2020-04-21 19:00:00
1242文字
会話率:35%