「はあ。超常現象調査部なんて、随分と暇なんですね」
顧問に連れられてきた後輩、一ノ瀬 澄香は、この部活に対して否定的だった。何とか興味を持ってもらおうと試みたものの、返ってくるのは冷たい言葉ばかり。
だが、ある日、彼女は別人のように変わっ
た。
以前の刺々しさは消え、穏やかに微笑む彼女――まるで一ノ瀬 澄香ではない別の存在が宿ったかのような、 奇妙なほどの変貌。
――それは、不思議と胸の奥をざわつかせた。
「……君は、本当に、一ノ瀬 澄香なのか?」
けれど、俺が本当に知りたかったのは――
彼女が「誰」なのか、ではなく。
「何」になってしまったのか、だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 21:09:46
12249文字
会話率:54%
僕の名前は、柊 祐磨。 帰宅部だった僕は、ある日、天真爛漫な少女から部活の勧誘を受ける。
その部活の名前は、『超常現象調査部』。
超常現象について調査したり、時にはUMA・妖怪との戦闘を繰り広げる部活だった。
最終更新:2014-02-19 22:11:02
177237文字
会話率:39%
古い地図には、描かれていながらどんな新しい地図にも描かれていない消失した山。
その消失した山を求め一人の一人の大学助教授が調査を開始する。
その中でとてつもない力、WF(ホワイトファング)を知るその助教授は、大学を辞めその現象の調査を始める
のであった。
ヤヤが起こした大異変を一般人が調査するというちょっとかわった話。
ヤヤシリーズスピンオフ、自分のサイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-19 21:50:28
20802文字
会話率:38%