気付いたら異世界に転生していた。
しかも5歳児として。
孤児院に保護された俺は、魔力の才能があることが分かる。
この世界では魔力の才能がある男は賢者となるべく10歳になると賢者学院に入学するそうだ。
その入学式で魔具の儀を受けると、魔具の卵
を授かる。
この卵が孵化すると俺の魔具が現れるわけだ。
魔具はとても重要で、魔具の性能が悪いと賢者の資格を失うことになる。
俺は自分の魔具の卵を孵化させるため、賢者学院で必死に勉強するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 05:00:00
366842文字
会話率:36%
世界は、ありとあらゆる謎と可能性で満ちている。
蠢く怪物に眠る財宝。踊る美食に謎の迷宮。古代の遺跡に伝説の幻獣。夢の秘境に未踏の魔境。
そんな未知という名の真理に、心を奪われた人たちがいた。
その中でも、常人の及ばない領域に、悠然
と足を踏み入れる超人が存在する。
あらゆる知識を備え、あらゆる魔法を使いこなし、あらゆる技術に精通する。
数多の過酷な試験を突破した彼らは、世界中から賞賛の意を込めて『賢者』と呼ばれていた。
その日。ルーシュ=ルシウスは、自身の夢だった賢者の資格を得る。
それは歴史に残る、史上最年少の賢者が世界に誕生した瞬間だった。
賢者として、順風満帆な日々を過ごすルーシュ。
けれど、『ある出来事』を切っ掛けに、ルーシュは一切『魔法』が使えなくなってしまう。
以降。賢者として、ありえない欠陥を抱えたルーシュは、堕落した生活を過ごしていた。
そんな時。ルーシュの元に、一人の小さな女の子が突如として家に訪ねてくる。
幼女は自分の事をレアと名乗ると、開口一番、元気よく口を開いた。
「賢者様! お願いします! どうか、わたしを弟子にしてください!」
「えっと……すみません。もう一度言ってもらっても良いですか?」
「だーかーらー! 私を弟子にしてください!!」
「お、お断りします!!」
魔法が一切使えない賢者の元に、強引に弟子入りを志願してきた愛らしい幼女。
ルーシュは、レアとの出会いを機に、新たな物語の幕を開く。
これは、一人の少年が一人の幼女に導かれ、再び立ち上がる姿を描く英雄譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-24 17:52:51
109126文字
会話率:24%
実りの秋、用心屋御一行+αは温泉に来ていた。しかし、日々の疲れを癒す筈の慰安旅行だったが、温泉には混浴があり……――
「葵……琉雨の上げた髪と濡れた首筋辺りを……頼んだ……」
そんなわけで、ロリコン店長と秋の慰安旅行in温泉の始まりです!
*「啼く鳥の謳う物語」の番外編になります。勿論、ガチのBLが入りますのでご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-25 02:11:03
28678文字
会話率:51%