柴崎高校の文学部に所属する主人公,国栖貝卓哉は、ある日不思議な違和感を覚える。
ひとつの違和感が引き起こす記憶の疑問点。
現実と記憶のズレ。歪んだ青春の中で国栖貝は何を見て、どうする。
これは青春におけるミステリアスラブコメ。
最終更新:2019-08-05 11:51:09
4789文字
会話率:44%
魔導軍に所属する実原舞果日。
彼女の中にある記憶、自分の生きてきた時間と記憶のズレを感じながらもユグドラシルと戦い続ける。その先にあるものは一体何なのか。
魔法と神とそれから人の更なる先が今―――
最終更新:2017-06-05 15:50:49
30714文字
会話率:65%
記憶のズレは、どこかボタンの掛け違いとよく似ている。しばらくの間、間違いは気付かれることがない。ある日突然、あるべき物がそこにはない事実が突きつけられる。呆然と立ち尽くす時が、訪れる。
「……大丈夫。出来るわよ」青年の耳に入った呟きは、安楽
な稜明学園には場違いなまでに、切迫していた。嗅ぎ取ったのは、彼女の怯え。焦りを抱いた怯えだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-01 09:00:00
30176文字
会話率:38%