VRと言えばMMO、そんな原則に逆らって鬼畜ゲー、死に覚えゲー、人間お断りゲー、超高難度タイトルを数々と排出する『ProminenceSystemProject』。
コアでありながら熱心なファンを持つ該社は会社の顔とも言える看板タイトルを
幾つも持つ。
ダークファンタジーアクションの金字塔
『Overelics tale』はその中でも最も知名度のあるタイトルであり、多くのファンが居た。
しかし多くのファンに惜しまれつつも6作目を最後に人気タイトルは幕を閉じた。
青鹿月都もそのゲームの熱狂的なファンであり、『Overelics tale』のファンの中でもイカれた熱意と実力を持つオヴェリ蛮人と呼ばれる程の人種だった。
暫くの沈黙。しかし、シリーズ終了から数ヶ月、該社は急に新たなタイトルの発表を行った。
『Lunatic Visions』
該社公認の『Overelics tale』の後継シリーズである。
幾度と無く殺されて、幾度と無く怒りの咆哮をあげる。それでも一度ハマれば逃れられない。青鹿は当然『Lunatic Visions』の発表に歓喜する、が
蓋を開ければ縛りプレイに次ぐ縛りプレイ、言うこと聞かない固有能力に相変わらず癖の強すぎるストーリーに敵、NPC、そして襲いくる他のオヴェリ蛮人。
「やっぱりテストプレイしてんのかコレ!?」
死んで、死んで、死んで………それでも尚、彼は鬼畜ゲーを愛していた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 12:39:48
94121文字
会話率:20%
自分の作ったゲームの中に召喚されたゲーム開発者。
よりによって「死に覚えゲー」であり、死ねば一発アウトの中、自分の意図したゲームのあり方を取り戻すため頑張ることに。
最終更新:2020-05-16 12:08:09
77448文字
会話率:29%
《Vengeance Oath of X ZERO》、通称『ヴォックソ』は、その初心者お断りなシステムから世間一般的な評価としてクソゲーの烙印を押されていた。
それにはPKの多さや、取っつきにくいシステム、悪ふざけと紙一重の自由度、死に覚
えゲーである原作をリスペクトしたクソ強い雑魚敵など様々な理由があるのだが……しかし、自治クランが暴走してPKを繰り返すような世紀末的世界に魅入られた廃人達は、今日もヴォックソをプレイし続ける。
運がなさすぎて買おうとするゲームが軒並みクソゲーになってしまう男、七月怜穏は、そんなヴォックソの世界へ足を踏み入れた。
何故か「運」のパラメーターがマイナスに極振りされてしまったものの、クソゲーで培ったプレイヤースキルを元手に、彼は世紀末を生き抜いて行く。
やがて自らがトップクラスの廃人になる事などつゆ知らず……。
※タイトル変更しました。(元タイトル:超絶不運を圧倒的実力でねじ伏せる鬼畜VRMMO攻略紀)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 17:04:25
288390文字
会話率:31%
死にゲーとは…
極端に難易度が高かったり、ミスに対するリカバリー手段が無いに等しいなどの理由でゲームプレイ中に何度も死ぬ事を前提としたバランスのゲームのことである。
10人中9人はゲームクリアを諦める死にゲーに招待されてしまった月野沙羅
(つきのさら)。
数々の初見殺し、性格の悪いNPC、倒せそうにないボス…
様々な死を体験し、心が折れそうになるのを堪え、沙羅は無事にゲームクリアを目指すことができるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-03 22:36:05
26281文字
会話率:36%
自称『普通の女の子』であるクレイジーサイコビッチ・藤井ヒナが、未来からやってきた社員シュルツに頼まれて、発売前のVR乙女ゲームのモニターのお仕事をする穏やかなお話です。※ただし恋をすると死にます。
※エンターブレインより書籍化しております
。
※8月10日にタイトルを変更しました。旧タイトル『乙女ゲーなのに恋したら死ぬとか、つらたんです』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-06 22:40:11
369811文字
会話率:29%