皇太后の怒りも解けて、浣衣局から出た王青蘭は、再び皇太后府に軟禁されてしまった。同じ屋敷に住みながら長恭と顔も合わせられない青蘭は、長恭の居所に密かに忍び込んで、書冊を盗んでしまう。
やがて長恭は青蘭の存在を知るが、隠れて会うしかないのだっ
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 09:00:00
41875文字
会話率:39%
北斉の皇子高長恭は、梁の将軍王琳の娘王青蘭と出会い恋に落ちる。しかし、長恭の祖母に当たる婁皇太后は、二人の恋を許さず皇宮の駅庭宮に閉じ込めてしまう。高長恭は必死に青蘭を探す。弟の安德王延宗の協力により、駅庭宮から救い出すが今度は、皇太后府に
軟禁されてしまう。
皇太后を救ったことにより、青蘭はやっと軟禁から自宅に戻るのだった。しかし、二人の婚姻の上襦はまだ遠いのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 09:00:00
39899文字
会話率:40%
王青蘭は、北斉の皇子高長恭に想いを告白されるも、拒絶する。敵対する梁の将軍を父に商人の母を持つ青蘭にとっては身分違いの恋愛であったからだ。しかし、諦めない長恭は、梁と北斉の親和のために動き出す。
最終更新:2024-02-18 09:00:00
55779文字
会話率:40%
平安京桜花伝・3部です。若き検非違使長官・如月 兼(きさらぎかねる)
その過去が明らかになって行きます。今回は兼が追う人斬りと薫子姫が巻き込まれる権力がらみのごたごた。そして出会い。鎮花祭に向かって、物語が動いて行きます。
最終更新:2014-02-06 15:07:35
53392文字
会話率:38%