αとΩの同性の両親を持つ相模 楓(さがみ かえで)は母似の容姿の為にΩと思われる事が多々あるが、説明するのが面倒くさいと放置した事でクラスメイトにはΩと認識されていたが楓のバース性はαである。
そんな楓が初恋を拗らせている相手はαの両親
を持つ2つ年上の小野寺 翠(おのでら すい)だった。
翠に彼女が出来た時に気持ちも告げずに、接触を一切絶ちながらも、好みのタイプを観察しながら自分磨きに勤しんでいたが、実際は好みのタイプとは正反対の風貌へと自ら進んでいた。
実は翠も幼い頃の女の子の様な可愛い楓に心を惹かれていたのだった。
楓がΩだと信じていた翠は、自分の本当のバース性がβだと気づかれるのを恐れ、楓とは正反対の相手と付き合っていたのだった。
楓がその事を知った時に、翠に対して粘着系の溺愛が始まるとは、この頃の翠は微塵も考えてはいなかった。
※作者の個人的な解釈が含まれています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 20:00:00
75810文字
会話率:29%
アルファとオメガ専用のマッチング会社に勤める佐藤隼太(24)は、とある男性オメガ会員、天沢カイリ(26)の担当になった。美形を見慣れた社員たちすら一瞬固まるほどの美貌を持った天沢は、やはりパーティではほとんどのアルファを虜にする。しかし、な
にやらその天沢自身の様子がおかしくて……?
美人なのに体格や性格は男前なオメガ×可もなく不可もなくな黒髪短髪ベータの禁断の恋。いつだってベータは、アルファの存在に怯えている……。
※攻めに受けの過去はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 20:00:00
25816文字
会話率:50%