名誉と歴史あるルワルナ王国竜騎士団。
いくつもの隊からなる組織の中でも、第四部隊は戦闘に参加せず、補給や飼育をする後方支援の専属部隊である。
その竜の飼育係である青年クリムト コーニッシュ。
騎士団の一員でありながら、非力で頼りない彼にも
一つの秀でた特技があった。
それは竜はもちろんのこと、あらゆる生物にも並々ならぬ興味と知識を持ち、また、あらゆる生物から好かれる体質であった事。
竜、魔獣、幻獣、神獣、精霊獣。
果ては昆虫に至るまで。
異世界でファンタジーな生物を飼育する方法を模索し、悪戦苦闘する日々を描く。
様々な事件を巻き起こす、竜や幻獣達に振り回されるコーニッシュ。
秘密のベールに包まれた《竜の飼い方》を丁寧に紐とく、異色のほのぼの異世界譚、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-02 15:33:59
5179文字
会話率:7%
ある世界に半端者が生まれ落ちた。
その半端者は互いに嫌い合い、長い間、もしくはこれからもまた戦争することになる神と邪神の間で生まれた子だった。
母となる神は神々の中で最強と呼ばれていた神で全種族に加護を与えていた。
父となる神は神々の中で最
恐、冷酷などと言われ、敵味方関係なく殺しに殺して来た最も憎まれた神出会った。
最初は敵対していた彼らは、ある時、神側の最強は他の神の反感を受け、消滅させられそうになっていた。その時やって来たのが邪神側の最恐の神。
この後、彼らは協力し合い、困難を乗り越え、ある時自分たちの子供を成した。
その子供は両者の象徴となるものを持ち、地上に降り立った。
──両極の劔を持って。
また、彼は戦う。
現代の世界と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-22 11:29:40
62672文字
会話率:37%